試合結果詳細

ついに新チームの初戦を迎えました。

5年生はかなりの試合数を積んできて、さらに相手も同じ5年生との対戦なので本来なら安心して観たかった1戦です。しかしここ数試合、5年生以下の試合は敗戦も多く、さらに反省材料だらけの試合を重ねていたので不安の方が大きい1戦でした。

１回表の攻撃、ワンアウト満塁のチャンスを迎えるも5番打者、6番打者が連続で空振り三振で、得点が出来なかったのが運の尽きでした。

それを象徴するかのように1回裏の守りで先頭打者をヒットで出塁させた後、2番打者の時に今日の試合を左右するプレーが発生します。遊フライに打ち取った、そして遊撃手も『OK！』と一言を発した後、遊撃手がなぜかそのフライを突然見送り、ポテンヒットにするという事象が起きました。

この遊撃手には前日の練習でもそういう消極的なプレーは絶対するな、と注意を促したばかりなだけにショックは大きかったです。これがこの試合の流れを完全に相手チームに引き渡した瞬間だと思います。

その事象の後、四球、エラー、頑張れば捕球できそうなフライを安全にワンバウンドで捕球しヒットにする外野手、これではピッチャーは報われません。その後もエラーが原因の失点を重ね、最終的には10失点となりました。

攻撃も出塁は相手のエラーか四球のみ、全くヒットが出ないという貧打線。出塁したとしても次の塁を狙えない下手な走塁。 結局、相手チームの守備ミスにも助けられ４得点しましたが、全く内容がない得点だったと言えます。

これまでも試合があるごとに5年生以下の投手力は問題がないので守備力強化を提唱してきました。今日の守備力は特に最低でした。なぜなら教えたことが全く出来ていないのだから当然です。

何よりもピッチャーが力を振り絞って投げて、打ち取った打球をアウトにしてやろうという思いと執念が全く足りません。野球をやっていて、それって何が楽しいのだろう？とまで思ってしまいます。

そんな中、初スタメンを飾ったセカンドの4年生のプレーには胸が熱くなりました。
もちろんまだまだ粗削りですが、言われたことを一生懸命にやる姿勢、ボールに食らいついていく姿勢、見ていて清々しかったです。 この選手は絶対上手くなると思うし、上手くしてやりたいと思わせてくれます。今後に大いに期待したい。

新チームとしては最低の船出となってしまいましたが、始まったばかりです。特に6年生と試合に出ていた5年生3選手においてはチームをもっともっと引っ張っていって欲しいし、それ以外の5年生は4年生に負けない気持ちを持って欲しい。そして4年生には5年生からレギュラーを奪い取る気持ちで野球に取り組んで欲しい。

そうすれば絶対強くなります。一緒に頑張ろうぜ！