試合結果詳細

先日ベスト8で敗退しためだかリーグ。それを現在決勝まで勝ち上がっているチームとの練習試合でした。

この試合のテーマは、個人的には「現時点でのチーム力を把握する」。現在エリア最強と言われるチーム相手の試合、今後のチームとしての試金石になると考えていました。

結果としては、我々に足りないものがはっきりした、とても価値のある試合でした。

現時点でチームのレベルが違うことはシートノックから分かりましたが、一番の違いは「守備の成熟度」でした。「内野ゴロを確実にアウトを取る」。当たり前の話ですが、2年以下のチームではなかなか難しいものです。これを確実に、しかもどのポジションでも高いレベルで行うことができる。それを目の当たりにできたことは、とても有意義でした。

投手陣も、内容は悪くありませんでした。先発の左腕も許したクリーンヒットは2本。球数制限で2回途中で降板となりましたが、内野ゴロを確実にアウトにできていれば最小失点で抑えられていた内容で、試合展開も変わったものになったと思います。

2番手、3番手の投手も、いつも以上の投球をしていましたが、ストライク/ボールがはっきりしてしまう課題も出ていました。選球眼をしっかり持ったチーム相手だと、球数も四球も増えていってしまい、練習試合とはいえ、終盤は締まりのない試合となってしまいました。

試合後の反省会で「あのチームに勝ちたいか？」と聞くと、声を揃えて「勝ちたい！」という言葉が返ってきました。どうすれば勝てるかを子どもたちに考えさせる良い機会と思い、いつもは低学年チームにはほとんど言わない「真剣にプレイする」「【楽しく】と【ふざける】は全然違う」というような、気持ちの部分を強く言いました。

いまの2年生は、ずっとあのチームと同じ世代と戦うことになります。一気に差を縮めることはできません。今日の試合で分かった課題をひとつひとつクリアにしながら、レベルを上げていきたいと思った試合でした。

後から振り返った時に「あの練習試合がターニングポイントだったよなぁ」と思えるように、チーム全体で頑張っていきたいと思います。