試合結果詳細

4勝1敗で迎えた最終戦。勝てば1位突破、負ければ自力突破消滅という天王山でした。

しかし、先発投手が初回にいきなり４連打を浴び、エラーを挟んで５安打４失点で降板という大誤算での幕開けでした。

正直、先発投手がここまで滅多打ちを食らったのは初めて見たので、ベンチとしてもショックは大きかったです。

でも、スクランブルで登板した２番手投手はまさに救世主でした。大ピンチでの登板にもかかわらず後続打者を見事に抑え、併殺崩れで取られた１失点で切り抜けてくれます。

そして、今の選手達はやられっぱなしで黙ってはいません。
迎えた１回裏の攻撃で３連打し、２点を返します。しかしその後の大チャンスを物に出来ず2点止まり。

2番手投手は2回も3回も０点で切り抜けます。
そして4回から再度、先発投手をマウンドに戻し、リベンジを期待するも、またも被安打で痛い痛い1失点を獲られます。

そんな状況の中、4回裏の攻撃では5年生達が必死で1死満塁のチャンスをお膳立てします。しかしこの大チャンスで、上位打線が1点しか奪えなかったのは致命的でした。

5回表から3番手投手が登板しましたが、制球に苦しみ、1死満塁の場面でまたも先発投手をマウンドに戻します。

このピンチで先発投手は後続を打ち取り、0点で凌いだ！と思いましたが、野手の暴投が発生し、ダメ押しの3点を与えて勝負あり・・・。

これでリーグ戦の自力突破が無くなりました。

この試合を通じて感じたことは、一部の選手に勝負勘が無さすぎるということ、己の役割を理解していないということ。
この二つが浮き彫りになった気がします。

ここでどういうことをすれば相手チームが嫌がるのか、自分が結果を出すことに精一杯になり、チームプレーを忘れる、そういう状況ということです。

但し、それらのことについては、特に6年生には昨年から言い続けてきたのに、という印象です。

団体スポーツには一人のヒーローは必要ありません。
残りの試合、皆がヒーローになれるような試合運びを期待します。