試合結果詳細

気温5℃、強風の悪条件の中行われたサンスポの初戦、K-styleは初回、2回と立ち上がりを攻め、ヒットでランナーは出すも盗塁失敗でチャンスをものにできなかった。対する阪南リバーズ打線も高橋が3回までパーフェクトに抑え、序盤は両チーム0行進であったが、4回ヒットと2盗塁で1アウト3塁のピンチを迎えると高橋-井藤のバッテリーが相手采配を読み、エンドランを防いだ。5回表、前の試合でもホームランを放った太田が、打った瞬間誰しもが確信する特大のホームランを放って先制すると、その裏先頭打者に2塁打を打たれた高橋から太田がリリーフのマウンドへ。送りバントを許し、またもや1アウト3塁のチャンスを与えてしまうも、次打者の3球目、ここもきっちりとエンドランを外し、無失点で切り抜ける。6回表、3人で攻撃終了してしまったK-styleであったが、残り時間10分ということでこの回を抑えきれば勝利の可能性もあった守りで、1アウトから太田が投ゴロを弾き出塁を許す。すぐさま盗塁を仕掛けられ、タイミング的にはアウトであったが、井藤の送球は高く逸れ1アウト2塁。続く1番打者をショートフライに仕留めて、いよいよあと一人。おそらくこのあたりでタイムアップとなっていたはずだが、2番打者へ2ストライクと追い込んだ所から太田の決め球スライダーで完全にバットは空を切らせるも、井藤が止めることができず、振り逃げとなり2アウト1.3塁。続く3番打者へ真ん中へ入ったストレートをレフト前へ運ばれ同点となり、次打者4番打者は2アウト1.2塁から、追い込んだ後のスライダーでボテボテのショートゴロに打ち取った……はずが、バウンドが変わりショート吉川が止めることができず外野へ転がる間に2塁走者はホームイン。これがサヨナラの得点となり、2014年K-styleのサンスポ(春)は初戦敗退となった。