試合結果詳細

試合開始前より珍事件が勃発していた。ますば、タッキーだ。タカシと阪神尼崎で待ち合わせしているのに全く来る気配がない。理由は単純明快。野田阪神から、梅田行きに間違えて乗ってしまい集合時間に遅刻してしまう。その対応にタカシは怒り心頭。待ち合わせ場所を急きょ、いかりスーパーの駐車場に変更し、怒りを露にしたのだが、タッキーには響かず。(笑)さらに、チーム最年少選手・大塚も大遅刻をし、最年長選手・福島さんに謝罪するという形で、二人は初対面を果たしたのだった。そして、チーム副キャプテンの勝っちゃんが、まだ「ゆうたろう」は来ないとずっと連呼していたが、たぶん大塚君のことだろうと思って聞いていた。さらに、今週末に監督しばぐち君から連絡するからと言われていたにも関わらず、連絡がなかったらしい。なお、タカシには今週末連絡があり、約2時間も西武、巨人で活躍したドミンゴ・マルティネスのホームラン数の話を延々と熱弁していた。今日は天性のアーティスト、尾崎豊が天界より体験入部として試合に参加してくれた。前置きが長くなってしまったが、試合の話に移りたい。
本日の開幕戦はエースのタカシ。初回、先頭バッターを平凡なショートフライに打ち取るが、ショートしばぐち君がまさかの落球し、試合はスタートする。その後、なかなかストライクが入らずに、3失点の立ち上がり。途中、しばぐち君がマウンドに立ち寄り、「ごめん」とタカシに一言残して守備に戻っていった。夫婦生活において謝罪会見は何回も開いているので、謝ることには慣れているのだろう･･･。さらに、3回にも満塁のピンチでセンターオーバーを打たれる。センターのマサが取れるか際どい打球だったが、後一歩及ばず、4失点の大炎上でマウンドを降りることとなった。2番手タッキーも快速のストレートで相手打線をねじ伏せるものの、満塁からの押し出しやタイムリーヒットを浴びて、結果3失点。途中、センターのマサが吉田正尚を彷彿させる守備や、途中からサードに入った和馬がゴロを処理した際に、ファースト・ゆうたろうにカーブを投げてアウトにする場面もあったり、ショートに入ったアーティスト尾崎豊がダイビングキャッチを敢行し、顔を泥だらけにしてチームを鼓舞する場面もあったのだが、相手打線を止めることはできなかった。今日は、セカンドとサードの守備でチームに貢献した、勝っちゃんの存在も際立っていた。打撃面では、初回から5回までの攻撃で毎回得点を挙げる活躍を見せた。タカシはマルチ安打+2盗塁。しばぐち君もマルチ安打。さらに、福島さんもマルチ安打+3盗塁。マサが吉田正尚を彷彿させるライトへの特大ファールや和馬の今季初盗塁。ゆうたろうの犠牲フライ(暴走も1つあった笑)、デッドボールで出塁した、尾崎豊が一人でホームインするプレー、タッキーが今シーズン初安打を放ち、昨年から続いていた連続無安打記録がストップする残念な出来事もあった。これだけの選手が活躍したこともあり、スコアボードには【1】か【2】の数字しか並んでいないのに敗北するという珍事件も勃発していた。(毎回得点だとどんな状況で得点したか正直覚えていない。)
最終回、ゆうたろうがマウンドに上がり、高めのストレートで空振り三振を奪ったところで、時間切れにてゲームセット。今季も昨年と同様に敗戦からのスタートとなってしまった。なお、ゆうたろうの記録は公認となるため、今シーズンの防御率のタイトルは、0.00でゆうたろうの受賞に決まりそうだ。この珍事件は、2016年にもあり、しばぐち君が1イニングだけ投げて無失点でタイトルを受賞したことがある(その年のタカシの成績は77イニングを投げて、防御率1.25だったが受賞ならず)
試合には敗れてしまったが、悪いことばかりではない。本日体験入部で来てくれた尾崎豊が入部を表明してくれたのだ。背番号は自由に決めてくれたらいいのだが、個人的には15番にして欲しい。やはり【１５の夜】であってほしい。
そして試合終了後に、勝っちゃん、マサ、大塚の3名はチームのために次の試合の審判を引き受けてくれた。チームのためにありがとう。
今日の敗戦は初回のしばぐち君のエラーの責任だが、やはり、ピッチャータカシのファーボール5個が響いた。今日の試合終了後に、タカシと和馬のバッテリーコンビは野村ノートの話で盛り上がった。(福島さんとも野球以外の話で盛り上がったのだが、ネットに書くなと注意されたので、ここには書きません。ご安心下さい。笑)タカシのお奨めは、野村四書であるが…もう一度野村ノートを見返して来週の試合に挑む決意を固めたタカシであった。しかし、今は【アストロボール】と【君に読ませたいミステリがあるんだ】【私、定時で帰ります】【将棋基本手筋コレクション432】を読んでる途中なので、野村ノートは読めないと思うタカシであった。
今日は、しばぐち君の話があまりなくて読者のみなさまには申し訳ないが、あのしばぐちとかいうやつの話を書くのは疲れたので、今日は書かない。試合終了後にも、1時間48分も試合の愚痴を聞かされて疲れた。次からは、福島さんか勝っちゃんに電話するように促してみようかと思うタカシであった。そして、ベンチで写真担当として活躍してくれた大塚。試合で撮った写真を早く送ってきて下さい。

(観戦記・岡山卓司)