試合結果詳細

前日、監督のしばぐち君はタカシを新大阪まで迎えにきた。そこで車を走らせていたのたが、しばぐち君は途中で人糞を催してしまい、急きょセブンイレブンへ直行し、何とか一命を取り留めた。その後、タカシにチョコバットを買ってくれた。「これってたまに食べたくなるやろ？」の一言。しかし、人糞の直後にチョコバットをもらったところで、変な想像をしてしまう。笑。これがやはりしばぐち君が愛される所以なのだ。前置きが長くなってしまったが、試合の話に移ろう。
本日の先発ピッチャーはタカシ。初回完璧な立ち上がりを見せたかに思えたが、レフト福島さんが記録に残らないミスをしてしまい、失点からのスタートとなった。しかし、裏の攻撃。１番・タカシ、２番・福島さんが簡単に倒れた後、3番・しばぐち君を打席に迎える。2ストライクと追い込まれた後、ライトへの特大ホームランを放ち、すかさず同点に追い付く。4番・和馬がファーストベース強襲ヒットの後、さらに５番・拓さんにもホームランが飛び出し一挙3得点で逆転に成功する。その後、イケちゃんにも入団後初打席で初安打が生まれるなど、チームは池池状態に。2回にもピッチャータカシは、失点を喫してしまうが、その裏、2アウトから1番タカシが四球で出塁し、すかさず盗塁を敢行。2番福島さんが、左中間へのタイムリーヒットを放ち追加点を挙げる。ランナーのタカシは、第3回WBCの台湾戦の鳥谷の走塁のような感覚で走っていた。(名前タカシだし、背番号も1やし。笑)3回表サードしばぐち君がエラーをするが、次のバッターをダブルプレーに打ち取った。チーム内であのプレーはエラーかどうか吟味していたのだが、監督のしばぐち君は、「得点に結びついていないのでエラーではない」と訳のわからないことを言い出す始末。ただし、6回にもガチエラーをしてしまったため、本日はしっかりエラー2つをつけさせていただきました。(個人記録を参照)3回以降は完全にペースをカイザースが掴む。9番ゆうたろうにもヒットが生まれ、このままの流れで試合が終わるかに思えたが…最終回に、四球で出塁した和馬が盗塁を敢行。その際に右太ももに違和感が発生し、途中退場となってしまった。そこで時間切れとなり試合は終了。カイザースは見事に初勝利を飾ったのだった。タカシは完投し、勝利投手となった。この勝利に大きく貢献したのには、キャッチャー和馬のリードが際立っていた。1巡目はストレート主体、2巡目はカーブ主体、3巡目は、パワーシンカーとナックル主体へと切り替え、巧みなリードで相手打線を翻弄したのであった。ただ、5.6回に失点したのは、福島さんの見えないエラーとしばぐち君の見えるガチのエラーである。このときのエラーをした、しばぐち君はガチで凹んでおり、マウンドまで謝罪に来たくらいであった。笑
本日は我がカイザースが勝利したので、MVPを発表したい。ジャラ、ジャラ、ジャラ、ジャラ、ジャラ、ジャーン(ドラムロールがなる音)
本日のMVPは、たんぽぽの1番バッター(センターを守っていた背番号7の選手)に決まった。受賞理由を発表したい。最終回での出来事だ。四球で出塁した和馬が盗塁を敢行。その際に太ももに違和感を覚えた。(ここまでは上に記載した通り)。その後、走れないとジェスチャーした和馬に肩を貸して、我がベンチまで連れて帰ってきてくれたのだ。なんて紳士的な人物なんだ。さらに、センターの守備位置より、「ピッ」という音がしたのでランナーに違和感があることを察知したらしい。「詳しくは本人から聞いて下さい」と言い残し、センターの守備位置へと駆け出して行ったのであった。このように相手チームがピンチの時にフェアプレーをする選手がMVPに選ばれるのは当然であろう。さらに続きがある。タカシと福島さんが、和馬に対して「ピッ」って音が鳴ったんか？と問いただしたところ。「わからない」との返答。さらに「足がつったかどうかもわからない」との答えが返ってきた。これはもう足だけではなく別の箇所も痛めてしまったのではないかと思うくらいであった。笑
このMVPは敗戦チームからの受賞ということもあり、賛否両論あると思うので、もう一人優秀選手の発表もしておきたい。ジャラ、ジャラ、ジャラ、ジャラ、ジャラ、ジャーン(ドラムロールがなる音)
優秀選手に選ばれたのは、ゆうたろう。受賞理由は以下の３つ。
1.今季待望の初ヒット(内野安打)が生まれたこと。
2.バッティングフォームが全盛期の内川みたいなのに対し、外角のボール球を見逃す際には、ジーターのようになっていたこと。
3.前回のマウンド(ピッチャー)へ上がったことが余程気に入ったのであろう。試合前のキャッチボールからずっと変化球の練習ばかりしていたこと。ピッチャーの私から一言言わせてもらえるなら、変化球はあまり関係ないよ。ストライクが入ればそれでいいのだから…まずはピッチングフォームを固めてくれ。よろしく。以上が受賞理由である。これを読んでいるあなた、ある一つの疑問が浮かんだであろう。そう、MVPの受賞者がいつもと違うではないか？それについてお答えしておこう。
たとえ、ホームランを放ち猛打賞であろうとも、和馬の臨時代走で出場し、2アウトにも関わらず、ショートフライの際にベースに戻ってしまうやつなど、絶対にMVPにはしない。さらに試合の翌日(月曜日)、水曜日と木曜日にも、しばぐち君は会社からの帰りに暇やから電話をかけてきて、家に着いたからと言って自分のタイミングで電話を切りやがった。おまけにご飯が出来たからという理由でも電話を切られた。こっちは繁忙期で忙しいのに、しばぐち君の電話には付き合ってられん。しかも、ほとんどが家庭での愚痴ばっかりで、毎回同じ話ばかり聞かされるこちらの身にもなってほしい。マジで電話担当の変更をお願いしたいと思うタカシであった。
さらに、今日はファールボールが多かったため、2エラーの罰としてしばぐち君にはボール探しをしてもらう。すると、帰ってきたときには、合計8個のボールをゲットしてきたのだ。その時の満面の笑みを忘れることはないであろう。
次の試合は、前年度優勝のデンジャラス。もちろんカイザースは負け越しているので、何とか食らいつけるように戦っていきたい。和馬よ、次の試合までには足を完治させるようにお願いしたい。
さらに、試合後には六甲の山奥でバーベキュー大会(コロナなので近隣の会場が取れずに申し訳ない)があるので、こちらの方にも参加の程、よろしくお願いします。

(観戦記　岡山卓司)