試合結果詳細

本日の試合は前年度優勝のデンジャラス。試合の2日前から、監督・しばぐち、エース・タカシは4時間38分の電話ミーティングを開催し、過去のデンジャラスへの結果を分析した。その際、各打者への配球やポジション取り、継投のタイミング、さらには、相手投手に合わせた打順についても語り合ったのだ。その時、タカシは仕事をホッポリ出してのミーティングだったので、半分迷惑であったが、しばぐち君の熱意に負けて対策に次ぐ対策を行った。それが、功を奏すかどうか。さらに試合前にアクシデントが発生する。キャプテンのＫ介が3回目のワクチン注射により発熱に魘されて、体温計の写メが送られてきての欠席となり、試合はスタートする。
本日の先発ピッチャーはタカシ。あれだけ配球について語り合ったのに、先発キャッチャーは尾崎豊だった。時間を返せ！笑。
初回先頭打者のピッチャーフライを落球するところから試合はスタートするが、サード・山尾君、ショート・ちいさんの守備で初回を0点に抑えた。その裏の攻撃、先頭のタカシが四球で出塁し、2番・山尾君がヒットで出塁、さらに3番・しばぐち君が四球でノーアウト満塁のチャンス。4番・ちいさん、5番・深海さんのタイムリーヒットで一挙4得点を先制する。2回にホームランを打たれ1点を返されるが、この回の最後のバッターのライトフライを福島さんが、両手で丁寧にキャッチして無事に終了する。(この時、タカシは福島さんが、エラーすると予測し、サードへのカバーに走っていた。福島さん「すいません」とあとで謝罪。笑)さらに、3回からは、尾崎豊が肩を負傷し、急きょしばぐち君がマスクを被ることとなるが、作戦通りの配球にて0点に抑える。3回の攻撃、福島さんが鮮やかなセンター前ヒットで出塁するも、必要以上に牽制球で攻められ、タッチアウトとなってしまう。試合はこのままワンサイドで行くかに思われたが、4回、相手チームの打線が爆発する。タカシの甘く入ったストレートを相手打者は見逃さなかった。この回、2本目のホームランを打たれてしまい、さらに2.3塁のピンチの場面で、センター白神さんのところへ大飛球が飛んでいく。フェンスギリギリのところで、惜しくも届かず、逆転されてしまう。見せ球のストレートが甘く入り申し訳ない。反省。しかしこの回は、セカンド・深海さん、ショート・ちいさんの守備に助けられた。5回から相手チームは速球がめちゃくちゃ速い抑えのエースが登板し、逃げ切りを図るが、本日しばぐち監督の希望により1番を打っている、タカシがいきなり2ストライクと追い込まれてしまう。しかし粘りに粘り、フルカウントまでもつれ、その7球目。改心の当たりがライトの頭上を越えるツーベースヒットとなり、逆転のムードがチーム内に漂い始めた。2番・山尾君が四球を選び、3番・しばぐち君がヒットを放ち、セカンドランナーのタカシはホームを狙う走塁を敢行するが、サードランコー・尾崎豊が、ライブにてサビを歌う時のように、手を大きく広げ、ランナータカシを静止し、ノーアウト満塁のチャンスを迎える。4番・ちいさんの四球で同点に。さらに、５番・イケちゃんも価千金の四球を選び、逆転に成功する。(この四球が勝利打点となった)。その後は、池池状態。7番・山口さんに2試合連続となるホームランを放ち、打者10人の猛攻で一挙7得点。点差を一気に突き放したのだった。6回には、1番・タカシが本日3つ目の四球を選び出塁すると、3番・しばぐち君が今季2本目となる、ツーランホームランを放ち、点差を8点に広げたのであった。こうなれば、あとはカイザースペース。さらに5回からは、しばぐち君がマウンドへ上がるが、今日の投球は際立っていた。キャッチャーの山尾君との駆け引きが抜群にはまり、スライダー3球連続、フォークボールの多投など大胆不敵に攻めていき、失点を許さない。途中の守備では、サードの尾崎豊がめちゃくちゃ早い打球を鳩尾で止める場面や、果敢にダイビングキャッチしたこともしばぐち君を鼓舞し、スタンドで応援していた、美人妻・繁美さんを勇気づけたことに間違いないであろう。(まじで可愛かった。あのしばぐちの嫁さんとは……おっと、ここでは辞めておこう。笑)そして、最終回の最後のバッターは監督対決となった(明らかに相手チームの監督さんの方が紳士的でうちのしばぐち君は紳士さにかける雲泥の差があり、ベンチで見ていたタカシは内心打たれろと思って見ていたのだが。笑)、タカシの気持ちとは裏腹にセカンドゴロに打ち取り、ゲームセット。しばぐち君は、3イニングを0点に抑える完璧なピッチングを披露し、体験入部で来た、恒松君も「あの人がチームのエースですか？」とエース・タカシに向かってそんなことをいい放つくらい完璧なピッチングであった。その結果、カイザースはリーグ戦、今季2勝目を飾ることとなった。

本日は勝利したのでMVPを発表したい。ただ、ホームラン1本、3イニング無失点の好投をした選手がいるのでわざわざ、発表する必要もないが……ジャラ、ジャラ、ジャラ、ジャラ、ジャーン♪(ドラムロールが鳴る音)
本日のMVPは、白神さんに決まった。受賞理由は以下の４つ。
1.約2年ぶりにカイザースに復帰したのだが、ブランクを感じさせない動きであったこと。
2.終始、１塁のランナーコーチに自発的に行ってくれたこと。
3.4回表のセンターへの大飛球を取れなかったのは、自分のミスだと言い、野球に対して真摯に向き合っていたこと。(しばぐち君は、自分がエラーしてもあれはエラーじゃないと言うのとは大違いだ)
4.6回表の守備の際に、センターの守備に誰もいなかったのだが、誰もそのことに気づかず、ベンチから猛ダッシュで守備位置まで走ってくれたこと。
5.7回にしばぐち君がホームランを放ち、ベンチにいた白神さんが率先してチームのために、ボール拾いに名乗り出てくれたこと。
これだけチームのために貢献してくれた人物がMVPになるのは当然であろう。
ん？なんだ？なぜ、しばぐちとかいうやつがMVPではないのかって？よし、お答えしましょう。理由は以下の3つ。
1.試合前日にも関わらず、タカシを新大阪まで迎えにこなかったこと。←この日は雨が降っていたので迎えにきてほしい
2.試合前日集合時間を問い合わせたら、ボイスメッセージが入っており、聞いたところ、肝心な時間のところが入っておらず、再度集合時間を聞きなおさなければならなかったこと。←二度手間
3.今週面白いエピソードはないかと問いただしたところ【いや、今日は甲子園plusとららぽーとに行って、31アイスクリームを家族3人で食べてた。家族仲良く31アイスクリームを仲むずまじくとHP掲載希望】(原文のまま)←というメールが届いたが、誰もこんなエピソードを求めていない
この話を聞いてあなたはどう感じたか？そう、全く面白くないのだ。これではしばぐち君のMVPが危ぶまれるので、急きょ福島さんに何か面白いエピソードはなかったかと、問いただしたところ、女性関連の話と尾崎豊の嫁さんへのアピール話しか出てこなかった…しかも嫁と娘がいるとは思えない人物の行動で、最低な内容の物ばかりであった。これ以上書くと福島さんの野球生命としばぐち君の夫婦生活に関わるので、ここへは記載しない。気になる方は、直接福島さんへアクセスしてくれ。

話は変わるが、ここに私の個人的な謝罪を書き留めておきたい。もちろん今日のピッチングに対してではない。(今日のピッチングは良かった。打たれたのは、相手が強すぎるので反省するところは一つもない。笑)
私の尊敬する先輩、山尾君に対してだ。事件は現場、そう･･･ベンチ内で起きていた。概要を説明しよう。試合終了後に新品のアクエリアスが私のカバンから出てきた。私は試合中もアクエリアスを飲んでいたにも関わらず、なぜこのような珍事が起きたのか？答えは単純明快。私が間違えて、山尾君のアクエリアスを飲んでしまっていたのだ。大変申し訳ありませんでした。しかし、山尾君のエキスをもらった私はパワーアップし、1二塁打、3四死球、3得点の大活躍を成し遂げることができたのだ。そのことに関しては感謝したい。山尾君のおかげで活躍できました。ありがとうございました。

最後にこんな巷の噂を聞いたので、書き留めておきたい。うちのチームの名前のことだが、【しばぐちカイザース】ではなく、【ゆうたろうカイザース】との呼び声が高く、しばぐち監督の威厳が失われつつある。次の試合も強敵・かっぱグラブ。もちろん昨年度は負け越しているので、MVP級の活躍をして、是非監督の威厳を失わないでほしい。

(観戦記:岡山卓司)