試合結果詳細

試合前日、出張で姫路にいたしばぐち君と連絡を取り、タカシは姫路からしばぐち君と帰路についた。その際、監督のしばぐち君は、「明日の試合に負けたら、監督を更迭する」と宣言するくらい気合いが入っていた。そして、タカシはブービーズ戦の秘策を用意していた。(内容は戦術的に書けないものなので想像に任せる)試合前にキャッチャー和馬に伝え了承。そして、タカシは池ちゃんからアイブラックを塗ってもらい気合いが入っていた。さらに、池ちゃんが今週仕事場で福島さんを発見したと嬉しそうに話す場面もあり、和やかなムードの中で試合はスタートする。初回、先頭打者をサードゴロに打ち取るも、しばぐち君がまさかの送球エラーで試合は幕を開けた。その後、ヒット、四球で満塁のピンチ。次のバッターを三振に切るもまだまだピンチは続く。そんな中で、本日ベンチスタートの尾崎豊が、「タカシさん、しっかり腕を振って」とのアドバイスがあり、タカシのやる気を鼓舞したのであった。次のバッターの打球は無情にもセンターの前に…打球を処理したセンター・寺がバックホームへのレーザービームにより2人目のランナーを返さなかった。その次のバッターを見逃し三振に切り、この回をサード・しばぐち君のエラーによる最小失点に抑えたのであった。その裏の攻撃、カイザースはいきなり反撃の狼煙を上げる。先頭打者のタカシが四球で出塁。すると、ベンチから「盗塁しろー！」と全員から野次が飛び交うが、タカシは「ピッチャーだから盗塁はしない」と断固拒否。その後、2番・タッキー、3番・しばぐち、4番・寺、5番・イケちゃんまで連続四球で何もせずに逆転、チームは池池状態に。(本日も池ちゃんの四球が勝利打点となったのであった)。さらに拓さんにヒットが飛び出し、一挙6得点を挙げたのであった。さらに、3回には、2番・タッキーがヒットを放ち出塁、盗塁を敢行後、3番・しばぐち君の特大ホームランや福島さんの人生初のフェン直のツーベースヒットが飛び出し、この回6得点で相手チームを完全に突き放したのであった。2回以降、タカシのピッチングは抜群の安定感を見せる。キャッチャー・和馬のリードが冴え渡り、4回までで5奪三振、1四死球の好投。途中、センター・寺が3塁へのレーザービーム(本日2度目)や、サード・しばぐち君が4つの打球処理をしたことで、失点が防がれたのであった。5回からはタッキーがマウンドへ上がるも制球を欠き、四球を連発し、ヒットを打たれ3失点で無念の降板。(一部はゆうたろうのエラーによる失点もあった)最近のタッキーはバッティングの調子が好調なので、ピッチングも頑張ってもらいたい。その裏の攻撃では、4番・寺がホームランを放ち、本日13得点目を挙げ、最終回のマウンドへは、監督のしばぐち君が上がる。打者3人を完璧に抑える好投でゲームセット。カイザースは久々に勝利を収めることができたのであった。本日は勝利したので、恒例のMVPを発表したい。ジャラ、ジャラ、ジャラ、ジャラ、ジャラ、ジャラ、ジャーン♪(ドラムロールが鳴る音)
本日のMVPは、ゆうたろうファミリー(ゆうたろうの姉)に決まった。受賞理由を発表したい。今日、バックネット裏に家族4人が来ていたのだが、その一人がカメラで写真を撮っていたのだ。試合終了後にゆうたろうの姉と判明。しかも、写真のクオリティがめちゃくちゃレベルが高かったのだ。さらに、美人。これはMVP級の美女ということで、勝手にMVPに認定しました。(ゆうたろう承認済み)
ん？チームの選手じゃない人がMVPは納得がいかないあなたのために優秀選手を発表しておこう。ジャラ、ジャラ、ジャラ、ジャラ、ジャラ、ジャラ、ジャーン♪(ドラムロールが鳴る音)。優秀選手に選ばれたのは、ゆうたろう。受賞理由は以下の8つ。
1.コロナ明けでの試合参加で、グラウンドに来た瞬間、タカシが「コロナ明けやから、うつされるかもしれんから、絶対に近づいてくるなよ。」と言われたにもかかわらず、タカシとの距離をつめてきたこと。
2.大事な場面でセカンドフライを落球し、そのボールがサードベース前まで転がってきたのだが、最後まで懸命に追いかけていたこと。
3.2アウト満塁で3塁ランナーのゆうたろう。サードフライが上がったのだが、走らずに…サードが落球し、ゆうたろうがホームでアウトになる珍プレーがあったこと。
4.最終回、ファーストゴロをピッチャーのしばぐち君がカバーに行かず、セカンドのゆうたろうが懸命にダッシュし、1塁をアウトにしたこと。さらに、バッターランナーと交錯し、謝罪までしていたこと。←これは紳士的なプレーで評価が高い。さらに続きがある。ゆうたろうとの電話会談にて、ホームランを打って気分がウハウハでもファーストゴロの際には、守備のカバーに来て下さい。とタカシさんから言っておいて下さい。と言伝てしてきたこと。
5.先ほども書いたが、ゆうたろうファミリー(父、母、姉、弟)の4人がゆうたろうの応援にかけつけてくれて、ゆうたろうのカイザース愛が感じられたこと。
6.試合終了後に、ゆうたろうファミリーに挨拶をしたタカシに対して、いつも、しばぐちさん、タカシさんの話を家でしてますので、知ってますと言われて、一体どんな話をしているのだろう？と謎に感じたこと。
7.ゆうたろう母が「弟は兄よりもうまいです」と、さりげなくゆうたろうは下手だとアピールしていたこと。
8.これから日曜には必ず仕事に出勤となったので、今日の試合はゆうたろうの実質、引退試合となった。今後カイザースの戦力は間違いなくアップするが、笑いの戦力は確実にダウンしてしまうこと。
これだけの話題がある選手が優秀選手に選ばれるのは、当然の結果であろう。しかもこの8項目すべてゆうたろうからの取材済みである。
ん？何だって？何故しばぐち君が選ばれなかったのかって？読者達のために選ばれなかった理由も書いておきたい。
1.試合開始前、集合場所に到着したしばぐち君。しかし、家を出る際に娘が大切に育てているトマトの水やりを忘れていて嫁から電話が入り、急きょ家に帰って水やりをしていたこと。普通の家庭はどうか知らんが、こういう場合って謝罪して、家にいる人が水をあげるんじゃないのかな？
2.本日、特大ホームランを放ち上機嫌のしばぐち君。何を思ったのか、試合中にも関わらず、スタンドにいたマスターと相手チームの選手に対して「さっきのホームランどうでしたか？」と聞いていたこと。(試合後ならまだわかるが、試合中に相手チームに聞くのはマナー的にどうかと…笑)このような行動は自己承認欲求といい、日頃から自己肯定感を否定されている人にありがちな行動である。きっと仕事とか頑張っているのに、職場や家庭で認められていないのだろう。何か可哀想。
3.次の試合の審判を裸でジャッジしたこと。ここは自分の庭ではありません。公共の場ですよ。
4.特大ホームランを打って気分が高揚し、「今日は池ちゃん家で宴会をするぞ」と一人で盛り上がっていたが、「今日この後、東京に出張があるんで無理です」と池ちゃんにサラっと断られていたこと。ちゃんと人の予定を聞いてあげよう。ちょっと自分勝手ですね。
このように、ゆうたろうとは対象的なおもしろくないエピソードばかりだし、数もゆうたろう8つに対して半分の4つしかないので、惜しくも受賞ならず。
第４試合は、カイザースは審判担当だったのだが、しばぐち君、尾崎豊、ゆうたろうの3人は審判を引き受けてくれた。私も少し審判の様子を見ていたのだが、主審尾崎豊は、バスケットボールのアメリカ代表ユニフォーム(もちろんタンクトップ)を着ていたし、塁審のしばぐち君は、上半身裸の状態であった。ファースト審判を担当したゆうたろうのみジャージ姿でまともに見えた瞬間であった。
試合終了後、福島さん、タカシ、和馬の3人はコメダ珈琲へ行き、本日の試合の反省会を行った。カウント別での配球、ポジション取りなどを入念にチェックし、次の試合への準備を着々と進めて行った。しば口君がいないと、あいつの悪愚痴を言いたい放題できるので、タカシは最高の気分であった。(タカシの場合、本人がいても堂々と言うのであんまり関係ないが…)
次の試合は2週間後にあるので、それまで各自しっかりと調整お願いします。