試合結果詳細

水曜日、突如タカシの電話が鳴り出した。画面を見ると【柴口憲三郎】の文字が表示された。話の内容は、「先発ピッチャーをしたい」と懇願の以来であった。そもそも、このカイザースはしばぐち君のチームだから私に決定権はないので快く承諾。問題はその後からだ。仕事や家庭の愚痴を散々ぶちまけ出したのだ。通話時間は、3時間21分であった。いつもの愚痴電話にしたら短い方ではあるが、さすがにこの仕事が忙しい時期にこれは疲れる。私(タカシ)が忙しい時は、夫婦円満生活を維持していてくれ。これは、マジなお願いだ。
さらに、試合前に、今季からレッドソックスに移籍した、マサが試合会場を間違えるハプニングもあったが、何とか間に合った。それと今季から復帰した、カイザース初代・4番打者、なかむーにも期待がかかる。果たして試合展開はどうなったのか？
初回の相手の攻撃。いきなり四球とヒットを打たれて先制のピンチを許してしまうが、センターマサの好返球がありピンチを脱出。さらに、2回にもピンチがあったが、サード・たや君の好守備に助けられ、0点に抑えることに成功した。たぶん、しばぐち君は自分の力で抑えたと過信しているが、カイザースの守備のおかげなのだ。(しばぐち君がサードかショートの守備についている日は、必ずエラーが発生している。笑)
攻撃も絶好調で、初回・3番しばぐち、4番・山口さん、5番・マサのツーベース、6番・勝っちゃん、7番・高橋君の連続ヒットで3点を先制し、イケイケムードとなった。5回表に謎の失点をしてるこのことについても書いておこう。4回から、タカシとなかむーは交代し、タカシがベンチに戻った。その際に、西山君の美人な彼女とベンチ内で会話が球場内に聞こえ出した。野手陣が、おれもおれもと勢いよく、スリーアウトチェンジとなった。さらに、監督のしばぐち君は、「ベンチがうらやましい」「早くおれも喋りたい」との一身でアウトを取ったのであった。次の5回はその反省を踏まえて、ベンチの外にいたタカシ。すると、ピッチャーしばぐち君をはじめ、野手陣の集中力が切れ、失点に繋がってしまったのだ。その後は、細かく覚えていないので適当に記載する。笑
ピッチャー・しばぐち君。ナイスピッチング。本日は自分から志願登板をするべく、コンビニでカイロを急きょ3つ購入し、ポケットに忍ばせていたのが、功を奏したのであろう。
キャッチャー・勝っちゃん。3打数2安打2打点の大活躍。ピッチャーしばぐち君の変化球を巧みに操るリードとショーバンストップは見事であった。
セカンド・高橋君。3打数3安打の大活躍に加え、今日の高橋君の守備は良かったと監督しばぐち君は、後日談で語ってくれた。
ショート・タカシ。久々の本職。あの有名なタカシZONEを披露することはなかったが、5回に四球で出塁後盗塁し、セカンドにいた際に、パスボールの間にホームに返る俊足を披露する走塁は見事であった。
センター・マサ。3打数3安打(ツーベースを含む)に加え、センターでも安定な守備を見せていた。
ライト・福島さん。特に目立つ活躍はなし笑。途中からセカンドの守備についた際には、ゴロ、ゲッツーなど安定した守備を披露していた。やはり、タカシのセカンド指導のお陰であろう。
DH・なかむー。ベンチウォーマーありがとう。次の試合もベンチを暖めてくれ。
本日は勝利したので、MVPの発表をしたい。本日は完投勝利、2安打と活躍した選手がいるので、わざわざ発表するまでもないであろうが…ジャラ、ジャラ、ジャラ、ジャラ、ジャーン♪(ドラムロールが鳴る音)
本日のMVPに選ばれたのは、なかむーである。受賞理由は、以下の6つ。
1.本日は骨折明けにもかかわらず、アグレッシブに野球に取り組んでいたこと。
2.試合開始前のライン引きの際に、予定通り途中からラインが曲がりくねっていたこと。
3.途中からライトの守備についたのだが、守備範囲のフライを諦めてヒットを許してしまったこと。
4.出塁の際に、2盗を決めて気分をよくしたのが、次の出塁の際にも盗塁をしたが、セカンドベース付近で止まることができず、そのままアウトになってしまったこと。
5.ライトの守備位置でモデルポーズを取りながら、守備を楽しんでいたこと。
6.ベンチにいた際に、監督みたいに堂々と座っていたこと。
これだけ話題となるネタがあれば、MVPは当然といえよう。
次の試合は、前年度優勝のデンジャラス。頑張っていきましょう。