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公式戦

2016/2/20(土) 19:20〜

チームロゴKANURAパラディン

勝ち

8-1

東広島アクアスタジアム

チームロゴアカシアオールスターズ
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
チームロゴKANURAパ… 1 1 1 1 0 4 8
チームロゴ アカシアオール… 1 0 0 0 0 1

辻野

S

-

HR

-

コメント

(※アカシア草オンより転載)

2年前の同カード、ABF第3試合はパラディンが勝てば優勝、アカシアが勝てば全チームが1勝1敗で並び得失点差で優勝が決まるという複雑な状態であったが、今回は非常にシンプル。勝った方が優勝の第3試合、アカシアは名球会右腕TAICHIがABF素人史上初登板。パラディンはアカシアに相性◎の辻野をマウンドへ送る。注目の優勝決定戦はカクテル光線に照らされたナイターのアクアスタジアムにおいてプレイボール。2連覇かリベンジvictoryか、草野球盟主のプライドをかけた戦いが幕を開ける。

試合前、突如DJ MATSUによるスタメン発表の中止が明らかに。第2試合、DJ TSUBOはパソコンを持参し周到な用意を見せるも、スタジアムDJ前の過度なマイクパフォーマンスが仇となり、近隣への迷惑を考慮され中止を言い渡されたようだ。代役はABF初出場のあやか夫人。小中高合唱部で活躍し、合唱の甲子園と名高いNHK合唱コンクールに当然のように出場していた合唱エリートが美声を発揮しウグイス嬢にもすんなり順応。これには強豪校で甲子園を目指したたな蚊×(京都外大西)や鎌倉(愛媛・西条)も舌を捲く。

さぁ試合が始まる。1回表、マウンドへ上がるは最強素人TAICHI。パラディン戦通算13イニングを投げ防御率0.54と完全に通用していたことと、ABFのマウンドを経験し野球人としてもうひとつ上のステージに上がってほしいとの監督の親心から先発マウンドを託され気合十分。この試合は自分の守備力より継投の方が重要と判断した監督はベンチで監督業に徹し試合を見守る。

先頭打者、たな蚊×の打球は村本坪内の守る右中間へ。これが信頼度か、打球が飛んだ瞬間周りからは「センター!」と声がかかるも打球はライト方向へ。これを結果的に2人がお見合いしてしまう。後の証言によると、ライト坪内はセンター村本の「任せた!」という声に対し、「いや、タメ口かよ」と一瞬イラついてしまい、無駄なプライドがプレーに支障をきたしたようである。その後1死3塁からいのうえ選手のピッチャーゴロを1塁に転送する間にたな蚊×選手がスタート。カープ田中広輔ばりの田中宏典(本名)の好走塁に先制を許してしまう。

初回の攻防は見もの。岡部泰三の恐怖におののく控え目な辻野は控え目に四球を与えてしまい、2番弟の超痛烈な打球はセカンドベース寄りへの鋭いライナー。誰もが鮮やかな兄弟の先制攻撃を確信した瞬間、目の前に広がるはセカンド・白メガネ宮本によるスーパーアクロバティックプレー。球場全体から拍手が沸き起こるこの大ファインプレーには今季アカシアGG賞確実との声も。しかしそんな雰囲気を断ち切るかのように3番重原がライト後方へ挨拶代わりの大飛球をズドン。広いアクアじゃなければ入っていたのでは?という大飛球には、恵まれた職業を手に入れ大量のお土産を持参し、長野から朝5時に出ながら新幹線であえて一旦広島駅まで行き東広島に引き返すなど大金持ちキャラとなったなまだもお金でアウトは買えず、重原は本塁へ突入。ぬかるんだグラウンド、元々の走力。残念ながら重原はホームタッチアウトでABF2年越しの第1号とはならなかったものの、アカシアが追いつく。

2回、制球の定まらないTAICHIは3四死球を与え押し出しで失点。打線も3者凡退と嫌な流れの中3回にも司のタイムリーでまたもや失点。しかしここはアカシアを約5年支えてきた経験。全ての回でランナーを溜めるも最少失点で切り抜けたTAICHIはここでお役御免。監督の試合前の指示通り4回or3失点で交代となり村本が準備万端でマウンドへと備える。

しかし3回もアカシアは三者凡退。もはやパラディンに勝っている部分は藤木のルックス(声、顔、スタイル、優しさなど全てにおいて)くらいしかないという危機的状況に、なんとか村本で流れを断とうと試みるもこの悪い流れは守備にも影響。ピッチャーサードに続きアカシア大会ではレフトまで守り始めた鳴川選手。本職のはずがどこか久々となったセカンドで失策を喫し4回表にまたもや失点。毎回失点となり、こうなればなんとか最少失点で切り抜け打線の爆発、すなわち終末の悪魔の降臨を待つという戦いへとシフトチェンジ!しかしその裏の攻撃も平石の四球でちょっと盛り上がるのみ!!やばい!!辻野無理!!!パラディンつよ!!!負けたくない!!! ちょっと文章がすずっぽくなってっきたため偏差値を上げて次の段落へ。

我欲勝是決戦。2イニング目の村本、前回ABFを経験していないため大会前に監督へ「中学受験を終えた野球少年である弟を連れてきて1打席でも立たせてもらえませんか?」という謎の質問を繰り出し「岡部も悔しくて吠えるくらいの大会だよ?」とたしなめられあっさり却下された後悔の念からか、本領発揮。緩い球、伸びのあるストレート、左打者の肩口からストライクを取る大きな変化球。パラディン絶賛の投球を見せ5回にして初の無失点を三者凡退で切り流れを手繰り寄せる。
実況パワフルプロ野球ABF2016版が発売されたならば明らかにアタックポイントである次の攻撃、先頭のTAICHIが実に鮮やかな内角のさばきで遂にあの辻野からクリーンヒット。盛り上がるポイントのほとんどなかったアカシアはここぞとばかりにものすごく沸き立つ。続く坪内村田の低打率コンビが自分のできることをした結果の連続ファーストゴロで2死3塁となりなんとかまず1点をと希望をABF初代MVPに託す。しかし結果は堅い守備を誇るパラディンH乙が難なく処理しチェンジ。人知れず実行委員ラインでは「お疲れ」の意を「エイチ乙」と表現されていることはつゆ知らずも、「アカシアエイチ乙で〜す」と言わんばかりの堅い守りでパラディンは今大会草野球とは思えぬ無失策で守り切る。アカシア2連覇を前にパラディンに勝利の女神が微笑みかけているのか。

時間も迫ってきており次も3者凡退で切り抜ければあわよくば・・・との目論見も束の間、6回表パラディンの騎士達が再び剣を抜く。
先頭あの宮本が四球。待機時間のバッセンで一般客か出場選手か判断に迷う隠れみの術にやられてしまうと、続く辻野のショートゴロをあの名手岡部泰三が弾き送球も焦ったか逸れてしまい、この1日守備に難を抱えまくった平石もなんとかしようと試みるも捕球できず、経験の浅い外野でTAICHIもカバーリングを忘れてしまうなどボロボロな一幕でアカシアは戦意喪失か。1番からの3連打で3失点。あと1点取られれば7点差、すなわちコールド負け。そこからなんとか2アウトを取るものの、第1回ABFでは大倉監督代行から旅行費用を監督が負担するという名采配で勝利のため招集され、その楽しさから野球への情熱を取り戻したというパラディンの捕手後継者・背番号22司が「落ちろぉー!」と叫びながらしぶとくライト線へ落とすサヨナラタイムリーでTHE END。

2試合で16得点の猛打に無失策。文句のつけようのない圧勝でABF2016はKANURAパラディンの優勝で幕を閉じた。
整備もしなくていいので21時に出てくれたらOKですという神様のようなお言葉に甘え、みんなで力を合わせ速やかに退散した球場外においてミニ閉会式がしめやかに執り行なわれ、優勝メダルとトロフィーを手にしたパラディンナインがフェスティバルの精神を示す全員との握手で閉幕。実に心温まる場面であった。
その後西条某所にて行われた3チーム合同のパラディン祝勝会において敢闘賞MVPが発表。発表時OKAKUNがトイレに行っていたため松浦さんでいいのでは?といった声や大阪へ帰還した辻野へは着払いで実家に郵送しよう、敢闘賞辻野に続いてMVPも辻野なのでは?と様々なガヤはあったものの会場は拍手に包まれ、最後は店頭で各チームの掛け声を披露。文男、この掛け声あれば優勝だったんじゃね?と思うような大爆笑の輪まま大盛況のうちABF2016は本当に閉幕。

浮かれたエイチ乙選手が違う人の鍵のかかっている車を無理矢理開けようとするシーンが見られるなどその後の各選手の動向が気になりますが、きっとみんな今大会楽しかったなぁという気持ちで次回を楽しみにしてもらっていれば、主催者としてこれ以上の喜びはないでしょう。

あなたがABFを望む限り、ABFは永遠に続きます。

Special Thanks:ABFに関わる全てのの人、アクアスタジアムの神対応の管理人さん、そして野球。
それでは皆さま第3回ABFでお会いしましょう!夢をありがとう!

Congratulations KANURA PALADIN on your Victory!!!
See you again everyone in the next A B F .

©アカシアオールスターズ

# 選手名
22 たな蚊×
185 鎌倉
10 いのうえ
82 なまだ
23 H.OTSU
022
00 レオ倉
413 宮本
61 辻野
# 選手名
# 選手名 出場 打順 守備 打席 打数 安打 打点 得点 盗塁 二塁打 三塁打 得点圏打数 得点圏安打 三振 四球 死球 犠打 犠飛 併殺打 敵失 失策 盗塁阻止
22 たな蚊× 先発 1 4 3 2 0 2 2 1 1 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0
185 鎌倉 先発 2 4 4 1 0 2 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
10 いのうえ 先発 3 4 4 2 0 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
82 なまだ 先発 4 4 4 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0
23 H.OTSU 先発 5 4 4 1 0 0 0 0 0 0 0 0 2 0 0 0 0 0 0 0 0
022 先発 6 4 3 2 0 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0
00 レオ倉 先発 7 3 3 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
413 宮本 先発 8 3 1 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 2 0 0 0 0 0 0 0
61 辻野 先発 9 3 2 0 0 1 2 1 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0
# 選手名 出場 打順 守備 打席 打数 安打 打点 得点 盗塁 二塁打 三塁打 得点圏打数 得点圏安打 三振 四球 死球 犠打 犠飛 併殺打 敵失 失策 盗塁阻止

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# 選手名
61 辻野
# 選手名
# 選手名 勝敗 投球回 投球数 失点 自責点 完投 完封 被安打 被本塁打 奪三振 与四球 与死球 ボーク 暴投 登板順
61 辻野 50/3 0 1 1 - 2 0 6 3 0 0 0 1
# 選手名 勝敗 投球回 投球数 失点 自責点 完投 完封 被安打 被本塁打 奪三振 与四球 与死球 ボーク 暴投 登板順

※左右に横スクロールするとさらに細かい情報を見ることができます

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