試合結果詳細

投壊のPdが12失点でミュンヘン相手に2試合連続の完敗。前回のリベンジに燃えるも、今日の投手起用に頭を抱えていたPdの先発はモンフジ。登板前に前日の投球過多による疲れと不安を口にしていたが、その不安は的中。初回、モンフジは先頭から5つの四球で2点を失うと早くもこの回でマウンドを降りる。2回からはH.OTSUが登板するも流れを変えられず、結局1つのアウトもとれないまま4連続四死球を出して降板。後をうけた3番手・レオ倉は、H.OTSUのランナーを全て返しこの回4失点。続く3回もヒットとエラーなどで3点を失うがなんとか2イニングを投げ切り、打撃陣の奮起を促す。10点の大量リードを許して迎えた4回裏、1死から今日7失点の3番・レオ倉が執念の振り逃げで出塁し、2死からこちらも大量失点のきっかけをつくった5番・H.OTSUが相手のエラーで続くと、打席には4回から肩の痛みをおしてマウンドにあがっていた6番・いのうえ。「このままで終われるはずがない」とチームのプライドのために振りぬいた打球はレフトの頭を越えるタイムリーヒット。Pdがワンチャンスをものにして1点を返す。しかし、今日のPdにはプロ野球選手ばりの直球を投げ込むミュンヘンの剛腕投手前に1点を返すのがやっとで12-1と大敗し、2連敗で2週にわたる野田遠征を終えた。意地のタイムリーを放ち、気持ちだけで4イニングを投げぬいたエースの男気と、2試合連続でグランド代全額を負担してくださったミュンヘンの男気だけが光った。

敗:6モンフジ 3試合1勝1敗