試合結果詳細

4点ビハインドを逆転してPdが快勝。広島遠征前最後の調整との意味合いが強いこの試合、Pdは大方の予想とは裏腹に広島では捕手登録の司がプロ(野球サークル)初登板初先発。広島行きを前にこの試合から正式に監督代行に就任したレオ倉は、パラディンの誇るYIT全員の登板を回避し、草オンを通して情報戦を繰り広げるアカシア相手に鉄のカーテンを引く徹底ぶりを見せる。Pdは初回、その先発・司が味方のまずい守備などもあっていきなり3点を失う。2回こそ0に抑えたものの、3回にも1点を献上し、Pdは神田STONESに4点のリードを許し、序盤から追う展開に。まずは1点ずつ返したいPdは3回裏、先頭の1番・モンフジが相手のエラーで出塁すると、打撃不振ながら驚異的なペースで四死球を選んでいる2番・レオ倉が2打席連続死球で続く。その後1死となり、今日4番に座った辻野があと一歩でヒットという強烈なサードゴロを放ち、1点を返すと、さらに久しぶりに1軍復帰を果たした、野球を知り尽くす5番・たな蚊×の2死からのセーフティスクイズで1点を追加。広島遠征に帯同しないことが非常に悔やまれるたな蚊×ではあるが、相手の意表をつくプレーの必要性を打席でナインに説いた。すると、続く4回ついに打線が奮起。1死から8番・ズーズーが四球、9番・なまだが2014年初安打を足で稼ぐと、頼れる1番・モンフジが相手投手のエラーを誘うゴロを放ち1点を返す。さらに2番・レオ倉もヒットは打てずともきっちりゴロを転がすと、相手ファーストが3塁ランナーを気にしてフィルダースチョイス。1点を追加する。さらに、今日ここまで2つのエラーで後輩・司の足を引っ張った3番・H.OTSUがナインの度肝を抜くレフトオーバーの2点タイムリーツーベースを放ってミスを帳消し。ついにPdが逆転に成功する。勝ち投手の権利が舞い込んだ司は続く5回を無失点に抑えてマウンドを降りると、2番手・たな蚊×が本職の捕手に戻った司に能力を引き出され、3イニングをピシャリ。最後は、調整のためYITの若頭・辻野が登板し3者凡退で締めた。先発・司がうれしいプロ(野球サークル)初勝利。打線は4回以降、毎回得点と満足のいく仕上がり見せ、特に3番・H.OTSUは2本の長打を含む3安打6打点と大暴れ。また、極度の不振からこの日6番に降格していたパラの4番・いのうえもタリムリーを打つなど復調の兆しを見せた。最後の最後でたな蚊×の教えを受けることができたパラディンナインは、おのおの以前の輝きを取り戻し、最高の状態で6日からの西日本シリーズ、ABFに臨む。



広島遠征前特別付録・(いつもはない)パラスポ試合後インタビュー
【3安打6打点と大暴れ。パラスポの取材も半ば強制的に組み込んだ気分上々の副キャプテン・23H.OTSU選手のコメント】
エラーが続いた上に2打席連続三振だったので、なんとか転がす気持ちで打席に入ったのが良かった。気持ちが楽になったので次に繋げることが出来た。6打点に関しては、仲間がチャンスを作ってくれたからたまたま付いただけ、チームが勝てて良かった。遠征のためにいい調整が出来た！あとは西日本シリーズで勝つだけ！

【この日から監督代行に就任し、誰よりも広島遠征に闘志を燃やす、00レオ倉選手兼オーナー兼監督代行のコメント】
いよいよ明後日(取材時)から広島入り。以前は私以外のほぼ全員が広島という縁もゆかりも無い街に不安を抱いていたようだったが、いまは全員が自信に溢れていると感じるね。それは、昨日の試合、たな蚊×コーチの指導、試合後の主力の特打ち(バッティングセンター20回無料)、そして焼肉決起会を通して、ナインがいま、これまで以上にひとつになっているからだ。失うものは何もない。いつも通りの野球で、広島にパラディン旋風を巻き起こしたいと思っている。待っていなさい、アカシアオールスターズ、文男Xvideos。

勝:098司 1試合1勝