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公式戦

2014/3/8(土) 13:30〜

チームロゴKANURAパラディン

勝ち

6-4

御建球場

チームロゴアカシアオールスターズ
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
チームロゴKANURAパ… 2 0 1 0 0 0 0 2 1 6
チームロゴ アカシアオール… 4 0 0 0 0 0 0 0 0 4

辻野

HR

-

コメント

御建の歓喜ーー。パラディンが西日本シリーズ第5戦目にしてようやく、宿敵アカシアを打ち破った。敵地、御建球場での劇的な逆転勝利に、パラディンナインは歓喜の声をあげた。

広島遠征3日目、4試合目を迎えていたメンバーの疲労は限界を迎えていた。遠征出発直前に手首の骨折が判明したまっちゃんに加え、ガッツあふれるプレイの代償として膝を負傷したH.OTSU、持病の膝痛が再発したたかかずと、故障者が続出。さらには先発投手として期待されていたレオ倉も、試合直前の練習で肩を痛める非常事態に。ナイン全員が一抹の不安を抱えたなかでのプレイボールとなった。

先攻のパラディンは初回、パラの暴れ馬、モンフジが内野安打で出塁すると、前日の大車輪の活躍から2番に抜擢されたズーズーが四球で出塁。1アウト2、3塁のチャンスにABF敢闘賞の4番、いのうえがレフトへのタイムリーを放ち、2点を先制する。

しかし、ナインの抱えていた不安が的中する。痛みを抑え、気力でマウンドにあがったレオ倉は、四球とヒットでいきなりのピンチを迎えてしまう。
するとABFで最優秀選手賞を受賞したアカシアの化け物、岡部泰三に溜息がでるほど美しいアーチをスタンドに放り込まれ、この回4失点でK.O。肩の痛みも悪化し、1アウトをとったところで若パラ辻野にマウンドを託す。

2回以降は両軍、うってかわって息もつかせぬ投手戦となり、3回にパラディンがいのうえの好走塁で1点を返してからはスコアボードに0が並ぶ展開に。

試合終盤の8回表、御建グラウンドに異変が起こる。ここまで安定した投球を見せてきたアカシアの先発、平石から辻野とたかかずが四球を選び、2アウト1、2塁とチャンスをつくる。
一打同点の場面にバッターは、素人最強打者の呼び声高いTEE。甘くはいった初球をとらえ、レフト前ヒット。この間にレオ倉がパラディン4点目のホームを踏み、試合はふりだしに。
さらにこのあと、抜群の安定感をみせてきたアカシアに痛恨のバッテリーミスがでて、勝ち越しに成功。
続く9回、アカシアは第4戦でパラディン打線をゼロ封した岡部泰三をマウンドに送り、追加点を許さない態勢を敷く。しかし、この日のパラディンナインは昨日とは違うチームだった。
先頭モンフジが四球と盗塁でチャンスをつくり、ズーズーが打席に向かう。この男、やはり岡部キラー。前日と同じく、パラの天敵から鮮やかなヒットでランナーを返し、アカシアの意気を削ぐ追加点。
最終回は前の試合5失点の雪辱を晴らすべく、YITのひとり、ゆうたがマウンドへ。イニングを経るごとに安定した守備を見せた野手陣と息のあったプレイでゲームセット。

パラディンが持ち味の全員野球をいかんなく発揮し、宿敵アカシアに一矢を報いた形となり、西日本シリーズは幕を閉じた。対戦成績は1勝3敗1分け。
なお、この試合の活躍もあり、西日本シリーズの敢闘賞には、関裏パラディンから辻野とズーズーが選ばれた。
(JP通信=なまだ)

【先日のアカシア戦でプロ(野球サークル)初黒星を喫し、9回志願の登板で見事アカシア戦初勝利の胴上げ投手となった通称・西本シリーズ好投の7ゆうた投手のコメント】
「先日の敗戦を受けて最終戦の登板を志願させてもらった。
この要望に答えてくれた監督、選手のみんなには感謝してる。
投手は野手のみんながいて成り立っていて、投手として活躍できる喜びを改めてみんなに思い出させてくれた。
ありがとう。」

【第3戦に初登板・初先発で9回を投げ切り、第5戦では2番手としてアカシア打線相手に7回2/3を投げて無失点の活躍でアカシア戦初勝利の勝ち投手となり、文句なしのシリーズ敢闘賞に選ばれた61辻野投手のコメント】
「まず3日間ありがとうございました!そして素晴らしい球場で素晴らしいチームの皆さんと野球ができて本当に良かったです!さらに敢闘賞という光栄な賞まで頂くことができ、とても充実した野球ができました。今回投手として活躍させてもらいましたが、自分一人だけではなく周りの先輩方野手陣の守備や声援に助けられ投げきれたと思います。またぜひ機会があれば、広島でこのメンバーの皆さんと、そしてアカシアオールスターズの皆さんと野球ができたらなと思います。短い期間でしたが本当にありがとうございました!またお会いしましょう!」

【10月の第2戦では自らの落球のミスをとりかえす起死回生の逆転打を放ち、今回の第4戦、第5戦ではアカシアのプロ選手・岡部泰三投手から計2本のヒットを打ち、「岡部キラー」としての印象を残して見事シリーズ敢闘賞に選ばれた12ズーズー選手のコメント】
「西日本シリーズでは第二戦で落球した悔しさを常に持ち続けていた。
その悔しさとパラディンの皆の気合いを試合にぶつけた。最後の最後まで白熱したゲームができて、この賞を頂けて、本当に大学で野球をやって良かったなと思う。
もう素人ではありません!」

勝:61辻野 14試合4勝5敗1セーブ(西日本シリーズ:2試合1勝1敗)
S:7ゆうた 8試合5勝1敗1セーブ(西日本シリーズ:2試合1敗1セーブ)

# 選手名
6 モンフジ
12 ズーズー
00 レオ倉
61 辻野
10 いのうえ
15 たかかず
24 TEE
82 なまだ
23 H.OTSU
39 まっちゃん
022
7 ゆうた
# 選手名
# 選手名 出場 打順 守備 打席 打数 安打 打点 得点 盗塁 二塁打 三塁打 三振 四死球 犠打 犠飛 併殺打 敵失 失策
6 モンフジ 先発 1 5 3 1 0 0 2 3 0 0 0 2 0 0 0 0 0
12 ズーズー 先発 2 5 4 1 0 0 1 1 0 0 0 1 0 0 0 0 0
00 レオ倉 先発 3 4 3 0 0 0 1 0 0 0 1 1 0 0 0 0 0
61 辻野 先発 3 - 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
10 いのうえ 先発 4 5 4 1 0 2 1 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0
15 たかかず 先発 5 5 4 1 0 0 1 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0
24 TEE 先発 6 5 5 1 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1
82 なまだ 先発 7 2 2 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0
23 H.OTSU 代打 7 - 2 1 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0
39 まっちゃん 代走 7 - 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
022 先発 8 4 4 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1
7 ゆうた 先発 9 4 4 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 1
# 選手名 出場 打順 守備 打席 打数 安打 打点 得点 盗塁 二塁打 三塁打 三振 四死球 犠打 犠飛 併殺打 敵失 失策

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# 選手名
00 レオ倉
61 辻野
7 ゆうた
# 選手名
# 選手名 勝敗 投球回 失点 自責点 完投 完封 被安打 被本塁打 奪三振 与四死球 ボーク 暴投 登板順
00 レオ倉 - 01/3 4 2 - - 2 1 1 1 0 0 1
61 辻野 72/3 0 0 - 5 0 5 1 1 0 2
7 ゆうた S 10/3 0 0 - - 1 0 0 0 0 0 3
# 選手名 勝敗 投球回 失点 自責点 完投 完封 被安打 被本塁打 奪三振 与四死球 ボーク 暴投 登板順

※左右に横スクロールするとさらに細かい情報を見ることができます

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