試合結果詳細

中一週で臨んだ今シーズン20試合目、多摩川緑地広場で東横ライナーズさんと対戦した。

先攻のKBCは初回にいきなり一死満塁のチャンスを作ると、5番加藤が四球を選び先制すると、続く関口がセンターへのツーベースを放ち、この回3点を先制する。

しかしその裏、先発の安西がいきなりつかまる。1番から4番まで全て初球を捉えられ、同点にされる。

その後はKBCが点を取れば、ライナーズも同点に追いつく一進一退の攻防が続く。
5－5で迎えた5回裏、ここまで力投を続けてきた安西だったが、味方のエラーが絡み、リズムを崩すとタイムリーを浴び、この試合初めて勝ち越しを許す。

後がなくなった最終回。しかし、今日も「最終回のKBC」だった。
先頭の関口が四球でこの試合3度目の出塁を果たすと、盗塁と相手のワイルドピッチで三塁まで進む。ここでまたもやワイルドピッチ、ボールはそれほど遠くへは行かなかったが、捕手がボールを見失い、その隙をついて本塁へ突入する。際どいタイミングとなったが、関口の手が早く、まずは同点に追いつく。

さらに一死後、佐藤がファーストのエラーで出塁すると、9番金森の打席の間に三塁まで進み、勝ち越しのチャンスを作る。9番金森が三振に倒れ、打席には10番の小菅。
初球を大きなスイングで空振り、ベンチから野次が飛ぶ。「あの野次で気持ちを切り替えられた」と、2球目以降はコンパクトなスイングでボールに食らいついていく。粘った末の6球目、外角高めのストレートを逆らわずに弾き返すと、ライト前へ打球が落ち、勝ち越しタイムリーヒットとなった。

さらに、盗塁を決めると11番鈴木もタイムリーを放ち、ライナーズを突き放した。
最後は星がきっちりと締め、KBCは今シーズン12勝目となった。

先発安西は5回6失点自責5で今シーズン負けなしの3勝目、星はチームトップの2セーブ目を挙げた。


本日のエキサイティングプレーヤー
97 小菅 浩　　6回に決勝打となるタイムリー
78 関口 淳平　タイムリーツーベースを含む3打点、足でも魅せる