試合結果詳細

今シーズン28試合目、大塚公園にて初対戦となるCarolさんと試合を行った。

Nexusは先発のマウンドにエース鈴木を送るが大乱調。ストレート、変化球ともに制球が定まらず、四球を連発し、いきなり一死満塁のピンチを迎える。ここで5番に右中間へのツーベースを浴び、2点を先制される。

鈴木が最悪の流れを作ったが、好調の打線がそれを打ち切る。一死から2番星がセカンド強襲のツーベースを放つと、3番安西もショートへの内野安打でチャンスを広げる。安西は盗塁も決め、一死二三塁の場面で4番坂本がきっちりライト前へ運び、すぐさま同点に追いつく。
さらに2回、7番小林がヒットで出塁すると、後続が続き二死ながらも再び二三塁とする。このチャンスに11番関口が三塁線へ強烈な打球を打つと、サードのグラブを弾き、勝ち越しに成功する。

しかし、今日の鈴木に立ち直る気配は全くなかった。4回、またもや四球が続き、一死満塁のピンチを自ら作ると、押し出しで同点とされる。さらに3番の捉えた打球がライト頭上の電線に当たり、勝ち越しを許す。その後も四球と内野安打で1点を失い、この回4失点。鈴木はこの回でマウンドを降り、荷物をまとめる。

終盤3点ビハインドで敗色濃厚の試合だったが、今日のNexus打線は一味違った。
4回裏、今日がデビュー戦だった蛭間が右中間へのツーベースでチャンスを作ると打席には6番加藤。前の試合ではノーヒットだったが、この打席は「いつもの加藤」だった。2球目を捉えると、右中間への「加藤ゾーン」に一直線、そのままスタンドへ飛び込んだ。思わずガッツポーズが飛び出した加藤の14試合ぶり(6月11日コモノスターズ戦以来)のホームランで、1点差に詰め寄る。

さらに5回、代わった星がテンポ良く抑えて流れを引き寄せると、その裏に一死から11番関口が目の覚めるような弾丸ライナーをバックスクリーンにぶち込み、土壇場で同点に追いつく。
続く1番田村がレフト前ヒット、二死後に3番安西がライト前ヒットと盗塁で二三塁とする。ここで4番坂本の打った打球はセカンドへ転がるが、セカンドがファンブル。この間に2人が還り試合を決めた。

5回から登板した星が2イニング無失点の好リリーフで今シーズン4勝目。
Nexusは破竹の7連勝でチーム名を変更してからの無敗記録を更新し、19勝目となった。


本日のエキサイティングプレーヤー
1　星 絢也　　先発鈴木の作った悪い流れを断ち切る完璧なピッチング
2　関口 淳平　要所でタイムリーと本塁打を放つ活躍