試合結果詳細

今シーズン34試合目、3度目の対戦となるコモノスターズさんと浮間公園で試合を行った。

前の試合で連勝が止まったNexusは先発のマウンドにエース鈴木(ほろ酔い)を立てる。二桁勝利がかかる鈴木は立ち上がりからカーブのキレが抜群で、初回は0点に抑える。

Nexusは1回から打線が繋がり、四球とヒットで一死二三塁の先制機を作ると、4番加藤が加藤らしからぬレフトオーバーのツーベースを放ち、幸先良く先制すると、5番関口も続き、2点目を挙げさらに相手のエラーも絡んでこの回3点を入れる。

3回裏にはエラーで出塁したランナーを、加藤が今度は加藤ゾーンの右中間に打球を飛ばし、タイムリースリーベースで1点を追加、さらに6番松尾のサードへの内野安打で加藤が還り、流れを引き寄せる。
続く4回には一死から1番青木がスリーベースを放ってチャンスを作ると、2番金森がライト前にタイムリー、さらにワイルドピッチで進塁した金森を3番佐藤がセンター前に弾き返してこの回2点を追加、リードを7点に広げる。

大量リードをもらった鈴木は快調なピッチングを続け、5回まで無失点に抑える。

事件が起きたのは6回だった。順調にツーアウトをとった鈴木は3人目に高めのストレートを右中間に運ばれるが、好スタートを切っていたセンター小菅が打球に追いつく。追いついたはずだった。打球は、小菅が差し出したグラブの先端をかすめて右中間を転々としていく。間違いなく打球に追いつき、余裕のタイミングでグラブを出したが、なぜか小菅は捕れなかった。
これでリズムを崩した鈴木は続く打者に四球を与えてピンチを広げると、6番にライト線へ運ばれ、2点を失う。

打線も中盤までの勢いを欠き、三者凡退のイニングが増えていく。相手に徐々に流れが傾いていくいやな試合展開、これを断ち切るべく、7回から投手を加藤にスイッチ。
球威のあるストレートを武器に、7回は無失点で切り抜ける。しかし、相手に傾いた流れを引き寄せるのは難しかった。8回、ヒットに加えエラーも重なって2点を失う。さらにピンチが続く場面で打者にセンターへ抜けようかという打球を打たれる。誰もが失点を覚悟したが、ショート青木がダイビングキャッチ。今日守備も難なくこなし、打撃も好調だった期待の若手がチームを救う。
このプレーで二死一三塁としたが、続く打者に三遊間を破られ、さらに1点を失い、さらに続く打者のサードゴロをサードの松尾が悪送球。4点目が入り、いよいよ1点差に詰め寄られる。
しかし、なんとか最後の打者を加藤が打ち取り、相手の反撃を凌ぎきった。

先発の鈴木は6回2失点でチーム初の二桁10勝目を挙げた。
Nexusは危うい場面はあったものの、連敗することなく勝利をつかんだ。



本日のエキサイティングプレーヤー
4 鈴木 雄太　キレのあるカーブを主体に相手打線を翻弄。10勝一番乗り。
11 青木 孝文　4打数3安打の活躍。守備でも好プレーが飛び出し、チームを助ける。
24 佐藤 友紀　3打席目で決勝のタイムリー。守備では初めて外野に挑戦し、難なくこなして由伸に一歩近づく。