試合結果詳細

2016年ストロングカップ15秋関東土曜1部優勝の実績を誇る風船会FARAWAYS。対するは第83回野球しませんか大会準優勝のNexus。

今シーズン35試合目は強豪チームとの対戦となった。

先攻のNexusは初回に1番小菅、3番青木が四球で出塁後、ダブルスチールで二死二三塁のチャンスを作るが、5番鈴木が三振に倒れ先制のチャンスを逃す。

先発は前回の登板で初黒星を喫した安西。強打者相手に一歩も退かぬピッチングで初回は三者凡退に抑える。
中軸を迎えた2回、ヒットと四球で一死満塁のピンチを招く。ここで8番打者に外角のストレートをうまく合わせられ、センター前に運ばれて1点を失う。続く打者にライト前に運ばれもう1点、さらにトップに戻って1番にはレフトとショートの間にポテンヒットを打たれ、この回一挙4点を先制される。

なんとか反撃に出たい打線だったが、四死球は出てもなかなかヒットが生まれず、相手投手に凡打の山を築かれる。
援護を受けられぬ安西は4回に一死一二塁のピンチを再び迎えるが、ここはサードゲッツーに抑える。
この試合幾度となく好守備を見せてきたサード比留間がチームを救った直後の5回表、二死から2番関口がエラーで出塁すると、こちらも好守備を見せていた3番青木がライトへ強烈な打球を放ち、ようやくチーム初ヒットを記録する。4番比留間が四球を選び、二死満塁と久しぶりに得点のチャンスを作る。打者は5番鈴木、ノースリーから果敢にスイングするも打球は無情にも高く打ちあがり、サードへのファウルフライに倒れて得点機を逃す。

続く6回、先頭の6番金森が四球、7番小林亮介は死球で出塁し、8番安西が送りバントを決めて一死二三塁で再び得点のチャンスを作る。ここで打席には助っ人の9番小井戸。ここまで三振と内野ゴロ、いいところなく来ていたがバットを変えて入った第3打席。初球、高めのストレートを振りぬくとショートの頭上を越えるクリーンヒットを放つ。このヒットで2人のランナーが還り、ようやく得点し、Nexusの反撃が始まる。1番小菅は三振に倒れるが、再び2つの四球でつなぎ、二死満塁となって4番の比留間が粘りに粘ってセンターへのタイムリーを放ち、いよいよ1点差に詰め寄る。
同点のチャンスは続き、打席には鈴木。前の打席ではチャンスで倒れていたが、この場面も期待に応えることはできず、内野ゴロに倒れて一気に同点とまではいかず。

1点差まで迫ったNexusだったが、その裏球威の落ちてきた安西のストレートをことごとく捉えられ、集中打を浴びて3失点。FARAWAYSの底力を見せつけられた。

Nexusは10敗目、安西も前回の登板から連敗で2敗目を喫した。

この試合の殊勲賞
11 青木 孝文　ショートで鉄壁の守備
100比留間 健太　サードでゲッツーをとるなど鉄壁の守備
101小井戸 佳祐　助っ人なのにプレイでもベンチでも目立つ