試合結果詳細

今シーズン17試合目はSakuraさんと対戦した。

前日の2試合で28得点と打線が爆発したネクサスは、勢いそのままに今日も初回から打線がつながる。
一死から2番金田がツーベースで出塁後、3番樋口もヒットで続き一三塁とすると、一塁牽制が悪送球となり、金田が先制のホームを踏む。4番落合が相手のエラーながらも出塁してチャンスを広げると、調子を戻してきた5番関口がレフトへのタイムリーを放ち、この回2点を先制する。

ネクサスの先発は比留間。3勝目を目指してマウンドに上がったが今日も守備に足を引っ張られる。ショートゴロに打ち取ったかと思えば小菅が送球エラー、平凡なショートフライかと思えば小菅が芝の切れ目に足を取られて転倒、頼みのサード落合も珍しく打球を後ろに逸らすなど、リズムを掴めない。制球も乱れ始め四球が重なっていき、ランナーが溜まったところで長打を浴びる悪循環に陥る。結局1回裏に同点どころか逆転まで許し、一気に6点を失う。

それでも打線が好調なのが今のネクサス。2回表にヒットで出塁した8番小林を、11番比留間がセンターへのツーベースで1点を返すと、3回表にも2番金田が今日2本目のツーベースから3番樋口の打席の間に三塁へ進むと、内野ゴロの間に1点を追加し2点差まで詰め寄る。

2回、3回とランナーを出しながらもキャッチャー青木の刺殺などもあって比留間は0点で切り抜ける。ようやくリズムが掴めて来ていたが、4回に再び守備が崩れる。セカンド佐藤が内野フライを落としたことを発端にショート小菅が3つ目のエラーを犯してランナーを溜めると、後続に長打を浴び、中継プレーも乱れて4点を失う。さらに5回にはエラーから2人ランナーが出たところで、迎えた打者にレフトスタンドへ被弾して3失点。リードを9点に広げられる。

終盤に差し掛かった6回、捉えきれずにいた相手の技巧派右腕を攻略し始める。2番金田がこの試合3本目のツーベースでチャンスを作ると、4番落合が3試合連発となるホームランをレフトスタンドへ叩き込み、まずは2点を返す。
ルーキー2人の活躍に奮起した打線は「最終回のKBC」の本領を発揮する。一死から7番石田がセンターのエラーで出塁後、8番小林の内野ゴロの間に進塁すると、好調9番鈴木のタイムリー、さらに10番青木、11番比留間もタイムリーツーベースで続く。12番佐藤が四球を選ぶと、ここまでの3打席で全てポップフライを打ち上げていた1番小菅にもツーベースが飛び出し、土壇場で3点差まで詰め寄る。2番金田は四球で二死一二塁で迎えた3番樋口だったが、勢いはここまで。あえなくファーストゴロに倒れてゲームセット。

比留間は守備に助けられず2敗目。
チームは終盤の反撃及ばず今シーズン4敗目を喫した。