試合結果詳細

今シーズン28試合目は3回目の顔合わせとなるザ・ミッドサマー・キッドナッパーズさん。過去2回の対戦では、終盤に力を発揮して勝利を収めている。毎度好勝負になるこのカード、今日も接戦をものにしたいところ。

先攻のネクサスは1番小菅が打席に入る。1-1からの3球目、高めに浮いたストレートを振りぬくと打球は左中間スタンドへ一直線。チーム初の先頭打者本塁打を記録し、初回から幸先良く1点を先制する。

先発はここまでチームトップの8勝を挙げている安西。今日はカーブの制球が冴え、先制点をもらった直後の1回裏を無失点に抑える。

2回表、先頭の5番青木が死球で出塁すると、6番落合がレフトスタンドへツーランを放ち、リードを広げる。その後7番星のヒットなどで二死一二塁のチャンスを作ると、トップに戻って1番小菅がライト前へ運び、この回3点を追加して安西を援護する。

続く3回は二死一塁から星がレフト前ヒットでチャンスを広げると、バットを購入した8番佐藤がバットの力でタイムリーツーベースを打つと、9番安西もタイムリーで続く。その後相手のボークがありこの回も3点を追加する。

その裏に一三塁からディレイドスチールで1点を失うものの、直後に2番関口が特大のソロホームランを放ち、再びリードを7点とする。

しかし、最高気温33度を記録したこの日の猛暑に安西のスタミナは限界を迎えていた。
4回裏、ストレートの球威が落ち、カーブも見極められてヒット2本でピンチを招く。迎えた打者に投じた全力ストレートをセンター前に運ばれ、比留間の送球はバックネットフェンスに直撃し、キャッチャー小菅がクッションボールを処理する間にランナーが1人生還する。さらに続く打者には左中間へのツーベースを浴びて2人が還り、この回3点を返される。

4点差に詰め寄られたネクサスだったが、打線も息切れしたのか、5回、6回はチャンスを作ることすらできず、いやな流れで終盤に向かう。
その流れを断ち切ったのはリリーフの星だった。6回から登板した星は球威、制球ともに抜群で相手打線を全く寄せ付けない。2イニングで三振4つを奪う快投で試合を締めた。

先発の安西は5回4失点で9勝目、チームは今シーズン18勝目となった。

Exciting Players of the game
0　小菅 浩　先頭打者本塁打で打線を勢いづける
1　星 絢也　完璧な投球内容で相手の反撃を封じる