試合結果詳細

初めて日曜日に行われた、今シーズンの36試合目は八王子市滝ケ原運動場にて、スクランブルさんと対戦した。
なお助っ人常連の小井戸と、我らが母校の軟式野球部二番手投手だった吉田を迎えての試合になった。

初回、1番吉田と2番小林が共にショートゴロに倒れてあっさり二死となるも、3番の首位打者安西がレフトへのツーベースで出塁してチャンスを作る。しかし4番比留間がセカンドゴロに倒れて先制のチャンスを活かせず。

ネクサスの先発は安西。初回は1つの四球を与えるが動じることはなく、0点に抑えて上々の立ち上がりを見せる。
2回表、最近好調の5番関口がセンター前ヒットで出塁すると、続く6番濱田もレフト前へしぶとく落として、チャンスが拡大したかと思われたが、一塁ランナー関口の緩慢走塁でまさかの二塁封殺。走塁ミスで一死を取られ、続く7番小井戸も全くタイミングが合わず二死になるものの、前回の試合で猛打賞を記録している8番佐藤がレフトへクリーンヒットを放ち、二死ながら一二塁のチャンスを作る。続く打者はここ5試合で1安打の9番小菅。果敢に初球を打ちにいくも、平凡なフライを右方向に打ち上げてしまい、ライトフライに倒れてこの回も先制することはできない。

試合が動いたのは3回裏、安西が先頭打者に四球を許すと、悠々とスチールを決められ得点圏にランナーを背負う。その後はサードフライなどでアウトを積み重ね、ランナーを三塁に進められながらも二死にこぎつける。迎えた打者の打った打球は大きく跳ねて安西の頭を超し、セカンド佐藤が拾って一塁に転送するも間に合わず、タイムリー内野安打で1点を先制される。

ロースコアの試合展開で進む中、ネクサスにチャンスが訪れたのは5回表だった。先頭の7番小井戸が四球を選び無死のランナーで出塁し、8番佐藤は倒れたものの、9番小菅がショートへの内野安打を放ち、一死一二塁のチャンスを作る。打席に入ったのは10番を志願した鈴木だったが、あえなく空振り三振に倒れる。トップに帰って1番吉田も粘った末にボールを捉えるもののセカンド正面へのライナーに倒れて、ネクサスは序盤の再三の好機を活かすことができない。

そして6回裏、ここまで(ボークもあったが)好投していた安西を下ろし、助っ人の吉田をマウンドに挙げる。
およそ半年ぶりのピッチングだったが、ストレートの球威とスライダーのキレに衰えはなく、6回は無失点に抑える。
しかし7回裏、徐々にブランクの影響が出始める。際どいコースへのストライクが決まらず、四球が重なってランナーが三塁まで進むと、センターへの犠牲フライを上げられて1点を失う。

さらに8回には再び四球でピンチを招くと、キレのあるスライダーをキャッチャー小菅が止めることができず、ワイルドピッチで3点目が入る。そして続く打者にセンター前ヒットを許し、ダメ押しの4点目が入ってしまう。

打線は9回に3番安西と4番比留間の連打でチャンスを作るものの、5番関口、6番濱田が連続三振に倒れて試合終了となった。

チームは再三のチャンスであと1本が出ず、今シーズン2度目の零封負けで12敗目。
先発安西は5回1失点の投球をするも打線の援護がなく4敗目を喫した。