試合結果詳細

1か月半ぶりにようやく行うことができた今シーズンの37試合目は、初顔合わせのコマンドゼットさんと対戦した。

先発のマウンドには(自称)若きエース、比留間を送る。その立ち上がり、先頭打者のレフトフライをレフト金森が後逸し、いきなり二塁にランナーを背負い、今日も守備の乱れに期待がかかる。続く2番と3番に四球を与えると4番のショートゴロの間にランナーが還り、先制を許す。後続の勢いも止められず、2本のタイムリーを浴びて初回から4点を失う。

1回裏、ネクサスは1番小菅、2番関口と、年長コンビを自ら上位に置くがともに三振に倒れ、ベンチから「あの老害共消えろ」と野次が飛んでくる。その後初参戦の3番田窪、4番比留間がヒットでつなぎ、5番青木が四球を選んで二死満塁のチャンスを作るが、7番金森はレフトフライに倒れて結局無得点で攻撃を終える。

2回表のマウンドにあがった比留間だったが、M球の影響からか制球が定まらず、この回も四球で溜まったランナーをタイムリーで還される最悪の展開で、3点を失う。

序盤で7点のビハインドとなったネクサスだが、2回裏から反撃に転じる。7番石田から3人四球を選んで無死満塁とすると、1番小菅がライトへの犠牲フライを放ち、まずは1点を返す。2番関口は三振に倒れるものの、3番田窪の打ち上げた内野フライをピッチャーが落とし、さらに1点を加える。そして4番比留間が久々となるタイムリーを放つと、続く5番青木もショートへのタイムリー内野安打を打ってこの回一挙5点を入れる。

3回表に1点を失うものの、3点差で迎えた5回裏、代わった2番手投手を攻め立て、一死から8番濱田と9番金田の連続ヒットでチャンスを作ると、1番小菅が左中間を破って2人が還り、1点差とする。その後二死一三塁となって、4番比留間がライトへ痛烈なタイムリーを放ち、最大7点差あったビハインドをついに追いつく。さらに5番青木のセカンドゴロの間に関口が還り、この回4得点で逆転に成功する。

投手陣は、比留間に代わって4回からマウンドに上がった青木が、安定したピッチングで相手打線を封じ、5イニングを無失点で抑える。9回は濱田が登板を志願し、マウンドに上がったものの制球が全く定まらず、結局最後も青木がマウンドに上がって試合を締めた。

青木は5回2/3を投げて無失点の好投で今シーズン初勝利をマーク。
チームは逆転勝ちで23勝目となった。


Exciting Players of the game
11　青木 孝文　圧巻の内容で好リリーフ、勝利に貢献
18　比留間 健太　6打数5安打3打点の活躍、久々に4番の仕事を果たす