試合結果詳細

今シーズンの38試合目は通算3度目の対戦となる東大和タートルズさん。
9イニング制で行われた。

ネクサスは初回から打線が爆発する。1番松尾がエラーで出塁すると、2番田村と3番樋口の技ありのレフト前が続き、いきなり無死満塁のチャンスを作る。今シーズン初めて4番に入った小菅はサードゴロに倒れるものの、5番関口が初球を捉えると、走者一掃のタイムリーツーベースとなり、幸先良く先制する。

3回には四球とヒットで出たランナーを、4番小菅が詰まりながらもセンター右へ運び、2点を追加。さらに4回には一死満塁のチャンスを作ると、3番樋口がライト前へしぶとく落とし、この回も2点を入れて4回で8点のリードを奪う。

先発の安西は新球種スライダーがうまく決まり、初回から三振を2つ奪うなどテンポ良く相手打線を抑えていく。

6回裏、安西は2つの四球などで満塁のピンチを背負うも、内野ゴロで切り抜ける。
7回裏にはランナー一塁から1-4-3のダブルプレーを奪い、今シーズン初完封に向けてリズムに乗っていく。

8回に1点を加え、9点のリードで迎えた最終回、完封に向けて安西がマウンドに上がった。
しかし、力が入りすぎたか先頭打者に四球を与えると、2球で二盗と三盗を決められ、最終回にしてピンチを背負う。それでもバッター勝負とばかりに三振を奪い、ワンアウト。依然として三塁にランナーを背負う場面で、続く打者に投じたこの日の97球目は高めに浮いてしまい、センター濱田の定位置付近までフライが上がる。
濱田は助走をつけて捕球し、ホームめがけて送球。誰もがバックネットに突き刺さる暴投を想像していたが、この送球はキャッチャー小菅が一歩も動かないストライク送球で、三塁ランナーは余裕のタッチアウトで、ゲームセットになった。

安西は今シーズン初完封で11勝目を挙げ、最多勝を確実なものとした。
チームは2連勝で24勝となった。


Exciting Players of the game
2　関口 淳平　初回に走者一掃のタイムリーを放ち、打線を勢いづける
5　安西 翔　　相手打線を完璧に封じる完封勝利