試合結果詳細

50試合が間近に迫ってきた今シーズン47試合目。
相手は通算6度対戦しているニューオッズさんで、ここまで1勝5敗とまずまずの対戦成績を残している。

ネクサスの先発はエース星。変化球をうまく散らす投球で、初回を三者凡退で流れに乗ると、序盤4イニングを無失点で抑え、抜群の立ち上がりを見せる。

対する打線は初回に1番小林がセンター前ヒットで出塁したのを皮切りに、2番から13者連続凡退の愚行を見せ、こちらも序盤を無得点で終える。

痺れる投手戦が繰り広げられていたが、5回表に試合が動く。
ツーアウトからランナーを二塁に背負うと、痛烈な当たりがセンター前へ。センター竹内は華麗なフィールディングからワンバウンドでストライク送球を投じるが、キャッチャー小菅が追いタッチの形になり、ランナーに見事に交わされ、ついにスコアボードに「1」が刻まれた。

しかし直後の5回裏、一死から5番伴が本塁打王をほぼ手中に収める4号ソロをライトへ放ち、ネクサスがすぐさま同点に追いつく。

両先発がともに1失点の好投でテンポ良く進んだ試合は約1時間で7回へ。
好投を続けていた星だったが、浮き始めたチェンジアップを捉えられると、綺麗なヒットエンドランも決められ2本のタイムリーを浴びて痛恨の2点を失った。

あまりにも早く試合が進んだため行われた8回裏、星の好投に応えたのは下位打線だった。
一死から8番小菅が死球、9番星が内野のエラーで出塁し、チャンスを作ると、打席に入った10番竹内が右中間へ起死回生のタイムリーツーベースを放ち、土壇場で試合を振り出しに戻した。

9回はお互い無得点でニューオッズ戦初の引き分けに終わり、対戦成績は通算1勝5敗1分けになった。