試合結果詳細

コロナ自粛からようやく嫁のお許しが出た岡本豊が久しぶりにチームに合流して、若返ったチームを見て驚きを隠せていなかった。
糀台は、駐車場が小さくいつもの試合前ノックが無い中、プレーボール。

今日の先発は約一年ぶりの吹田。試合前から今日は全員が、勝ちを確信したかのように陽気な談笑が…。
そんな中、北住が吹田に向かって「頑張れ、高槻」と一言。（これはおそらく、大阪にある「吹田」駅と「高槻」駅のことをかけてギャグをいった模様）
誰からもツッコミが無く……

さて1回の表、1年ぶりの野球で感覚が戻っていない吹田の立ち上がりを、さすがの古豪ザルツがポンポンと2連打で先制点を献上。

いつもならこれでキングスが意気消沈するところ、なんと1回裏に作戦「Ｆ」を発動したかのようにデッドボールと2つのファーボールで1アウト満塁の大チャンス。ここで、見た目が4番の5番浮村が甘い球を逃さず、センターオーバーの2点タイムリーツーベース。普段ならここで終わりのキングスだが、前の試合から調子が上がっている河井に移籍後初のタイムリーで追加点。まだまだチャンスが続き、1アウト満塁で西田。ここで打てば本当にヒーロー。サード強襲のヒットかと思われたがサードが上手くさばき、まさかのゲッツー。

今年のキングスは、違うぞ。2回裏ファーボール、デッドボール、エラーで1アウト満塁。ここで山口皓が体を寄せてデッドボールをもぎ取り追加点。そして、代打頼れる監督代行鈴木文の2点タイムリーでこの回さらに追加点。
6－1と大幅なリード。

その後、吹田が調子が上がらないまま4回の表、エラーと連打で4点を取られて、なんと1点差まで追いつかれた。このまま、古豪ザルツに流れがいくとみんなが思った4回裏。
2アウトから鈴木文のツーベースヒットで勢いをキングスに呼び戻す。
浮村、櫻井とファーボールを選び、自称「頼れる男」山口隼のセンターに2点タイムリーツーベース的な安打で追加点。8－5

これで悠々自適に勝ち投手の権利を得た吹田は、山口皓に交代して辛くも
古豪ザルツに勝利。


試合前、北住が今日のチームを見て「超ベストメンバーやぁー。めっちゃー嬉しい～」と喜びを表していた。
鈴木佑と仲谷はこの超ベストメンバーに入らないのかと思いながら、俺もうなずいてしまった。すまねー

なんとか公式戦で勝利が出来た。
若い人、年配の人、野球経験者、未経験者、右利き、左利きといろいろなメンバーがいて
楽しいチームになってきた、神戸殿様キングス。
状態が上向き移籍後初タイムリーの河井。
入団後初ヒットの岡本駿。
1年以上素振りをして安定の鈴木文。
毎試合、ヒーローが変わる良いチームだ。

今日は、暑かった。
普通の汗をかく者。
エラーをして冷や汗をかく者。
いろいろなメンバーで野球が出来るだけで十分ではないか。

1年でも多くこのメンバーで野球をしよう。
これからも俺は書く。本当のことを。