試合結果詳細

超熱中症注意報が発令されるかの様に名谷球場近辺安定の気温は34度。
ほぼ全員が、アップも出来ず日陰で団欒している2020年11戦目、盆休み明け8月の14時半スタート。
おっさんチームに今日も今年20歳になる入団希望者がやってきた。

今日は、リーグの古豪エンター。エンターに勝つためにお盆中に鈴木GMが
考えに考えて、8月19日にオーダーを発表。「エンターの技巧派、追い込まれると外角ボール球を振らされる。好球必打」と…。全員が出来ることをして望んだはずだった。

さて、幸先良くジャンケンで鈴木GMが先行を選択。
打撃好調の山口皓を先頭、ニューフェイス芝山、吹田、牧野と超攻撃的オーダーを組んだ。
先頭、山口皓のセンター前に抜けるそうな打球を相手セカンドのダイビングキャッチで流れは完全にエンターへ。2番芝山が初打席の初球を叩き、ライトオーバーツーベースで出塁。(全員がこいつはスゲぇと思ったはず)。
ところが流れはエンター。3番吹田、4番牧野と芯で捉えた打球がことごとく野手の正面でスリーアウトチェンジ。

投げては、今年初参加の鈴木佑がなんと先発。投球練習で今まで見たことのない速球を投げ込み、全員の目が点になっていたとかいなかったとか。
さて、鈴木佑の球が打ちやすいのか先頭にヒットを許すと手堅いエンターは、ランナーを3塁まで進めてからのタイムリー。エラーが絡まず1点を先制される。……

2回表、先制点の責任は俺が悪いとばかりに鈴木佑が約10ヶ月ぶりとは思わせない見事なセンター前ヒットで、チームと家族に存在感を見せつけた。
「今日は絶対に打ちます」と絶好調になりかけの浮村だったがファーストゴロ。その後中浦、山口と遅い球に手を出しまんまと相手ペースに…

その後、3回に吹田に継投して試合がポンポンと6回まで超ハイペースで進む。6回裏、先頭打者にヒットを許し、ちょっとまずいプレーが重なり追加点を許し0－2。(鈴木GMと北住の心の中は「こんなはずじゃない。今のキングスはエンターにも勝てるはず」と思っていたに違いない）

最終回、最年長の可児がレフトに痛烈なヒットを放ち出塁。打った可児が代走を要求するも鈴木GMは応じず…ノーアウト1塁。

続く浮村が、「絶対に打ちます宣言」をした。
フルスイング、打球がライト方向に大ファール。(三振前のなんとかか)
結局、ファーストゴロで代走希望の可児と入れ替わる形で出塁。

続くバッター西田。(北住は思った。「ツーアウト1塁か。取りあえず声出しとこ」と)。
打った球は、ショートゴロでゲッツーと思いきや名手で有名なエンターのショートがまさかのファンブル。これでワンアウト1．2塁。

ここで回ってくるのがチャンスに好かれている山口隼。前打席は、遅い球をうまく捌いてライト前にヒットを放っている。ここで打てればヒーロー。チームみんなも絶対にそう思ったはず。チームの期待答えるべく、得意のセーフティーを仕掛ける。北住から大バッシング。「打たんかボケー」
ボケと言われたことがない、弱メンタル性のみの心臓の山口は萎縮をしてセンターフライ。2アウト1.2塁。

ついに追い込まれたキングスの次の打者は、岡本駿。毎回、彼女に送迎をしてもらい良いところを見せれていない。今日もちょこっとポロリ。彼女も気を遣い遠くから試合を見るようになった。
そんな岡本駿だが、最後のバッターにだけはなりたくない。北住からの心からの声援を受け、なんと
なんとなんとレフト前にタイムリー。超ガッツポーズで1-2。ツーアウト1．2塁。

ここで、8試合で.421の打率の山口皓。今日はここまで3タコ。打つ気満々で放った打球は、センターにライナー性の打球が……








やはり強しエンター。守備もしっかりと締めてゲームセット。1－2

今日は、ヒットが5本。芝山(10代)、岡本駿(20代)、鈴木佑(30代)、山口隼(40代)、可児(50代)。
エラーもなく締まった試合だったが、ここ1本が出ない。
エンターの技巧派投手を次こそは攻略するぞ

試合後に空いているグランドで、打撃練習を実施。
練習ではみんなめちゃめちゃ打つキングスだが、試合になると全く打てない。
メンタルか？過労か？それとも、バットが悪いのか？
(お金がある人は、良いバットを寄付してください。お願いします)

ゴルフも道具でスコアが決まる時代。神戸殿様キングスに足りないのは、道具なのかもしれない。
ふとそう思ったのは俺だけだろうか。

ガルベス阪本が引退してから確かに新しい道具が入ってきていない。
この状態が続けば、あるかもしれない。阪本の現役復帰が…
そんな冗談を言いながら今日は本当に良い試合だった。

今は、試合に来れる人数が多い。でもまたすぐにギリギリで戦うことになる。
各自が今できることをやろう。必ずチャンスはやってくる。
試合後に局地的豪雨に見舞われたが、俺が明日道具をちゃん干す。大切にする。

次も絞りだそう最後の一滴まで。