試合結果詳細

雨によるグラウンドコンディションの悪い中での国体予選の初戦。しかも鬼の寒さ。
試合は初回からサブウェイペース。先頭の勇都がショートへの内野安打で出塁すると、盗塁のサインを無視。無視というか分かっていなかったのだ（この日トータル6回くらいサイン出すも全部通じず）。棚田三振後、3番大垣も四球を選び一死2,3塁のチャンス。ここで4番彦坂が右前にはじき返し幸先よく2点を先制する。
投げては先発前田がテンポよく相手打線を抑えるが、あいにくの空模様と同様に試合展開も回を増すごとに雲行きが怪しくなってくる。徐々に強くなる雨足。上がらない気温。狭くなるストライクゾーン。苛立つ前田。増えるボールコール。より狭くなるストライクゾーン。出てしまう四球。より苛立つ前田。寒さで一人震えるベンチの監督。
1点を失った後の6回には結果的にエンドランとなったゲッツーの間に相手ランナーが好走塁を見せ、間一髪本塁セーフでついに同点に追いつかれてしまう。抽選も視野に入れざるを得ない状況へと追い込まれた6回裏、ドラマは待っていた。
勇都がデジャブのごとく遊撃内野安打で出塁するとデジャブのごとく盗塁のサインをフル無視。そしてまたもデジャブのごとく大垣が四球を選び、迎えた4番彦坂。デジャブではなくデブの当たりは遊撃内野安打となり辛くも1点をもぎ取った。この瞬間、主審から集合の声がかかり、誰しもがポカンとした中試合終了が告げられた。パックスさんだからよかったものの、これがあの中二病おっさんチームなら主審に明日は来なかっただろう。
兎にも角にも初戦突破。この試合の総括とすれば、
・彦坂疑惑の2安打3打点（エラーちゃうか？しかもまた十八番とも言える嘘の自打球申告【シミュレーションや】で走らんとアウトなりよった）
・主審が試合を長引かせ勝手に終わらせる暴挙（何のためのメガネや）
・パックス監督さんええ人（ちょっと話長い）
ちなみに、この試合で三村以外にようやく失点が記録された。