試合結果詳細

府下大会1回戦。抽選会で大垣氏が見事に引き当てた日本新薬さんとの試合。相手に硬式野球部落ちがいないかびくびくしながら挑んだ一戦は前の試合の棄権により45分前倒しで開始。しかも到着してから外野手が足りないことに気付き、出る予定を一切していない監督北村が急遽スタメンに名を連ねた。イレギュラーはあったものの、前週の経験を活かし、大垣・芳賀を中心にアップも揃って行うことでチームの雰囲気も向上。初回の立ち上がりの良さにつながったとも言えるだろう。気を抜けば彦坂はすぐにアップをサボるので継続してもらいたい。特にキャッチャーに就く試合前はブルペンを理由にサボりがちやから要注意。先発投手と一緒にPPから始めさせよう。
試合は、相手先発投手くんが大乱調で初回から打者一巡の猛攻。と言っても初回の安打は前田のタイムリーのみという乱調っぷりで他にクローズアップするとすれば井澤の「2ランスクイズ」くらいか。むしろあれくらい一塁セーフになれよ。彦坂よお走ったよ。
前田の立ち上がりはこれまでにないほど安定しており、ピンチらしいピンチも4回のみ。ナイスピッチングだ。一塁への偽投という牽制が出来たのも成長の証だ。あとはランナー出た時にいかに落ち着けるかやね。
2回以降は一点積極的な攻撃を生もうと打ちにかかるも、マスターズでブイブイ言わせる大投手の出現に凡打の山を築く。スライダーは伊藤智仁以上の変化量で打者を翻弄した。
膠着状態の試合を動かしたのは、結果最終回となった5回表。前田がこの日2本目のタイムリーで追加点。その前田らランナーを2人置いて、先ほどカミソリすぎるスライダーで三振を喫した監督北村が、追い込まれながらも3球目をレフトへ痛烈に弾き返し2点タイムリー。先ほどの対戦のリベンジをその試合中にしてしまうのにはさすがの一言である。直後、プロなら報復死球モノの7点差での二盗を華麗に決める。打って良し、走って良し、守って良しの最年長が躍動。ベンチからは1プレー毎に微妙な笑いや「大丈夫ですか？」「頑張って」と声をかけられているが気にしない。全くもって気にしない。出来るプレーを全力でするのみである。
その後は、棚田に待望の公式戦初安打（今シーズン2本目）のタイムリー3ベースが飛び出すなどなおも追加点を挙げる。
ラスト1イニングを春木が3人で締めゲームセット。終わってみれば10得点のコールド勝ち。続く2回戦へと駒を進めた。
新戦力の棚田・東村の活躍が目覚ましい。棚田は内野の要として華麗な守備を誇り、東村は高い打撃能力をフルに活かし主軸へと抜擢された。2試合連続安打のいがちゃんにも期待。
次戦は第1試合8時30分PB。おそロシア。