試合結果詳細

初回、三村がワイルドピッチで敢えなく失点。基本先制されよる。その裏、四球の大垣を2塁に起き、この日絶好調の棚田がライト前へテキサス2塁打を放ち同点。
2回、三村が捕まり2失点。その裏、三村の自らのタイムリーと監督の執念が実り再び同点。
同点で迎えた5回、三村が捕まる。どこかスプの柏木感のある相手キャプテンに本塁打を浴びまたしても勝ち越されてしまう。ちなみにこのデータ残し始めてから初となる記念すべき被本塁打ちゃうやろか。その後も1点を追加され2点差とされた裏の攻撃。先頭の監督北村が風をも味方につけた芸術的な右前ヒットで出塁。大垣と入れ替わり棚田がこの日4本目となるヒットで繋ぎ、沼田の犠牲フライで1点を返した。タナ、何か飲んでる？もしくは注射か？
続く6回から大垣が救援し、ピンチを招くも0で抑え、その裏。死球で出塁した仲田が同点のホームを踏み三度追いつく。二死からまたもや死球で出塁した三村を2塁に置いて、監督北村が相手遊撃失策を誘いようやく勝ち越しに成功。何とか勝ち切った。
初回先頭・大垣の四球、2回先頭・仲田の四球、3回先頭・東村の四球、5回先頭・北村の安打、6回先頭・仲田の死球と4回以外は先頭打者が出塁。やはり先頭が出ることで得点に繋がるし四死球は直結するよね。強みでもあり教訓でもある。気をつけよう。

この日、1人の選手が記念すべき再スタートを切った。監督北村である。
スタメンとしては19年4月7日の府大会1回戦、対日本新薬戦以来、実に344日ぶりにスタメンに名を連ねた。DHでの出場で守備機会こそなかったものの、初打席でよもやピッチャー強襲となる一打で打点を記録。第2打席で復帰第一号となるライト前安打を放ち、3打席目には試合を決めるよもやショート強襲の一打で2打点を記録。最近はもっぱら監督業に専念し、両目にメスを入れる大手術を乗り越えての一打は奇跡としか言いようがない。ヒットなんて2打席あれば打てるのよ。8割5分を豪語する往年のレジェンドが復活を遂げる。よもや。