試合結果詳細

黄檗球場のリニューアル柿落としに選ばれた我々サブウェイナイン。迎え撃つはこのところ波に乗るスラッガーズさんだ。
21年の開幕戦ということで気合の入るサブウェイナインだが、相手ベンチを見渡すとあろうことか永田de翔さんの姿が見当たらない。
そんなバカな。ミニマムカメラ監督もその娘も門倉さんさえもいない。ライオンのいない動物園、草野さんのいないふしぎ発見、ワイスピの新作かと思ったらスピンオフだった、そんなチームになんの魅力があるのか。
人工芝を敷き詰めたグラウンドを前に、両チームも審判団もどこか浮き足だっての開幕戦プレイボールとなった。
試合は春木の3者連続三振で幕を開け、裏の攻撃でも二死満塁と相手先発投手・江草を責め立てた。しかしながら無得点で終えると、不安なヒットから先制を許してしまう。それでも2回裏、3連続四球でチャンスをもらうと新キャプテン大垣の打席。勝負をかけた初球のエンドランはワンバウンドとなる最高の変化球の前に空振りとなり、三塁走者棚田が憤死。それでも執念の右前タイムリーを放ち試合を振り出しに戻す。
しかし、2回以降の春木は四球こそ出さないものの高めに浮いた球をことごとく痛打されピンチを招く。加えて牽制が出来ないためほぼフリーラン状態。リズムも悪く2点を献上してしまう。
それでもこの試合の良かった点はすぐさま追いつけたこと。
3回裏には、連続四球と安打で無死満塁とすると、棚田のセンターへの犠牲フライで1点、送球ミスの間に二塁走者の沼田も生還し同点とする。なおも二死後、四球で出塁した藤沢が二盗を試みる間に、三塁走者彦坂が忍びのごとく本塁を陥れるホームスチールを決め逆転に成功した。
迎えた最終回。2番手で登板した岡田が2本の安打でピンチを招くも、最終打者をライトへの浅いフライで打ち取った。と思った。勝った。と思った。
これが黄檗に棲む魔物なのか。名手大垣がまさかの人工芝に足を取られグラブからボールを吐き出してしまうまさかの同点劇。
だけどもだっけっど。
スピンオフに飲まれるほど我がチームはやわではない。
四球と2本のバント安打でこの日5回目の満塁のチャンスを作ると、最後は高岡が痛烈にセンター前へ弾き返し勝負あり。
開幕戦を見事勝利し、西日本大会予選の決勝戦へと駒を進めた。

それにしてもスラッガーズ先発の江草の制球に助けられた試合。12個もの四死球を献上してくれたらそら勝つよ。全イニング満塁やからね。木村やったら坊主にしてる。
次も勝ちましょう。