試合結果詳細

天皇賜杯宇治予選の2回戦。
対戦相手はニチダイさん。

両チームの“予告先発“通りの開戦となり、試合はいきなり動いた。
藤沢の立ち上がり、先頭の庄司くんを歩かせると初球から二盗を決められピンチを背負う。その後送りバントで一死三塁のとなり、セカンドへの内野ゴロの間に先制点を与える。
反撃に出たいSubwayだが相手先発である原くんの変速サイドからの速球とアウトサイドへの出し入れに翻弄されなかなかチャンスを作れない。
唯一の得点チャンスシーンは2回裏、先頭の燿杜が右中2塁打でチャンスメイクし、二死後、東村のショートへの深いゴロで一塁への送球が逸れる間に本塁を突くも憤死(記録は内野安打)。三塁コーチャーとしては、相手ショート庄司くんのレベルを考えると、二死といえど最初から本塁突入へ腕を回すことは憚られ(擬投で三塁ランナーが刺される可能性を考え)ストップの指示。結果的にボールもファーストがしっかり止めており、燿杜の本塁突入を止められなかった点が反省材料。いくならいく、止めるなら止めるではっきりしないといけない。高校野球やったらコーチが怒られるやつ。

その後、藤沢の投球は回を重ねるごとに切れ味を増し我慢強く打撃陣の反撃を待つ。中盤には四球と安打で無死満塁の大ピンチを背負うも、セカンドゴロへの本塁ダブルプレーで切り抜けるなど投手顔負けの勝負強さを発揮。守備陣もノーエラーで応え、本当にあとはなんとか1点をもぎ取るだけだった。
しかしながらいつも以上に最後まで本塁が遠く、両軍合わせても5安打と見事な投手戦となったこの試合は0−1で完封負け。
結果から見ると
・四球を出すか出さないか(特に先頭打者に)
・アウトを与えても進塁打にして走者を三塁に進められるか
このあたりの差が0−1という結果につながったわけで、現状A級へ上がりたてのSubwayと、ずっとA級で闘ってきたニチダイとの差を言わざるを得ない。

試合後にコメントもしたけど、あれだけ普段から練習しているニチダイメンバーでもこの日の藤沢を打ち崩すことは難しかった。
普段練習習慣のない我々には根本的な差が生じるのは必然。
ではその差を埋めるためには何ができるか。そういった環境に既に踏み込んでいるということを、メンバーがどれだけ当事者意識をもった上でさらに共有できるか。
今年のSubwayの躍進は、そこに尽きるのではないかと思います。

3月はこれで試合は無し。
4月頭から、しっかり気持ちを切り替えてスタートダッシュが切れるよう、取り組んでいきましょう。

藤沢くんの卒業が無事に決まりました。おめでとう。
この試合が結果的に引退試合になってしまいました。
催事に関してはまた改めて連絡しますが、一旦約2年間のSubway生活、お疲れ様でした。ありがとうございました。