試合結果詳細

新春府下大会1回戦は京都市役所さん。
昨年9月の全京都府下大会以来、二度目の対戦となる。

試合は初回、先頭打者の安打と成岡の失策、四球などで一死満塁の大ピンチからスタートする。しかしここを無失点で切り抜け、すぐにはペースを渡さない我慢強さを見せた。2回、3回と毎回出塁を許ししんどい展開が続く。
そんな空気を変えたのが、今年は野球面での査定アップを狙う中村だった。初回、2回と皆が相手投手を捉えられないなか、この日7番に入った3Pポリスは先頭打者として打席に入り、追い込まれながらも代名詞である「花びらヒラヒラ桜吹雪打法」を炸裂させ二塁を陥れた。相手のワイルドピッチで三進後、一死から倉がセーフティスクイズを敢行。これ以上ないスペースに転がし、ポリスもまた好スタートを見せた。相手守備陣はすでに倉が駆け抜けた一塁に送球するのがやっと。絶妙なコンビプレーで24シーズン初得点をもたらした。
しかし後続が倒れこの回は1点のみ。
続く4回には先頭の渡辺が四球で出塁。打席には星野を迎え、3球目にランエンドヒットを仕掛けると、星野は低めの変化球に対して体制を崩しながらも見事にコンタクト。打球はセカンドの頭上を鋭く抜け右中間を破った。走者渡辺は一塁から長区ホームイン。打った星野も外野手がもたつく間に三塁を陥れ2点目を加えた。続く彦坂が倒れた後、大垣の場面で初球にエンドランをサインを出すもファウル。結果、この回も1点止まりとなった。連打の可能性は低いなか、一死三塁の場面でどのようにして点を取るか。2回連続で残塁となったこの場面は今まさにチームの課題と言える。
そりゃバンバン打って点が入れば言うことないけど、取れる時に取っておかないと流れのスポーツですからね。

その後は両者共決め手を欠き0行進。
春木は5回を投げ、制球に苦しみながらも終わってみれば先頭打者の1安打のみに抑え試合を作った。後を受けた永田が2回を落ち着いて締め2−0で勝利。翔くんには毎週ドクターストレッチに通ってもらいます。

ちなみに試合前、昨年のセカンド挑戦開始からまだノーエラーという彦坂が今シーズンの無失策を目標に掲げていたのも束の間、二度目の守備機会にあっさりと初エラーを記録した。Teamsの運用が開始された2019年シーズンから5年連続で失策王に君臨する男は伊達ではない。

継投策で言えば今シーズンの典型となるような試合運びができたように思う。
これで幸先よく今シーズン初勝利。やはり必勝祈願が功を奏しましたね。奮発しただけあるわ。