試合結果詳細

球通が逆転勝ちでプレーオフfinal stageへ駒を進めた。

審判杯リーグ戦、American league1位で通過した球通は、National league2位のCYUYANS＋と対戦した。
両チームの対戦成績は今季0勝2敗と球通は分が悪く、なんとしてでも勝つという気持ちで望んだ。

先発は藤本。
まずは初回、課題の先頭に四球を与え、1死2.3塁のピンチで4番の打球は1塁線のピッチャーゴロとなったが、藤本のFCにて先制を許す。嫌な雰囲気が流れたが、後続を断ち1失点で切り抜ける。

0-1で迎えた3回には1死から3番に特大のセンターオーバー3塁打を浴びピンチを迎えると、投球がホームプレートで大きく弾みワイルドピッチで追加点を献上し、0-2となる。

なんとしても反撃したい球通であったが、外の広いストライクゾーンと相手投手の緩急の前に3回までノーヒットに抑えられる。
反撃したい球通は、先頭西澤が相手失策で出塁し更に5番高橋が左翼フェンス直撃する安打を放つが、走者西澤が判断を誤り、三塁でタッチアウトとなってしまう。
一気にチャンスが潰えたかに見えたが、6番富田が四球を選び、チャンスで7番瀬下を迎える。瀬下はベンチの期待に応えて二遊間を破るタイムリーで1点を返し1-2とする。

球通は4回から石川がリリーフ。
4-6回を31球、無失点に抑えながらを引き寄せる。
そして球通は6回逆転に成功する。
1死から4番武井が、ヒットで出塁をし更に5番高橋が四球でチャンスメイク。
2死となり、バッターは瀬下。
打った打球は左中間に上がるが、ここでセンターとレフトが交錯する。
ボールはレフトポール際へ転々としている間にランナーが一掃しタイムリー3塁打となり土壇場で逆転に成功する。さらに相手投手のボークで1点を追加し4-2とし、最終回は満を持してエース北田がマウンドへ。
たった10球で2三振を奪い、ゲームセット。
球通がプレーオフfinal進出を決めた。

試合を振り返ると、球通らしいゲームではなかったが、ここ一番で今年1年やってきたことが土壇場で出たのではないか。
チーム全員で勝ち取ったこの一勝は必ず次の試合でも生きるはずだ。
全国まで残り1勝。
自分たちを信じ、やるべき事を当たり前にやる球通野球を発揮し勝利を掴みたい。