試合結果詳細

いよいよ今年も長く厳しい戦いの幕が降りた。
今年は開幕に合わせ、ミニキャンプを行い調整をしてきたLimit Breakers(LB)。
その中でオフ中の闇トレをFacebookに投稿しアピールを続けた、
入団9年目の柳が初の開幕投手の座を射止めることとなった。

初回は緊張が敵チームのZERO EIGHTS(ZE)にまで伝わるほどだったが、
徐々に落ち着きを取り戻し、無事に開幕投手を務めあげた。
変速フォームから、沈み込む90キロ台のストレートと、
キレのあるカーブのコンビネーションで今後の可能性を期待させる内容となった。

2番手は同じく練習で結果を残していた塚本が当番したが、
制球が定まらず無念の途中降板となった。
監督の石川は報道陣にに対し試合後、
『彼はいい球は持っているからね。経験を積めば必ずチームに貢献してくれるはずだ。』
と今後の継続起用を示唆するコメントを出した。

そんな窮地を救ったのはやはり永井だった。
実績通りの抜群の安定感LBのエースは俺だ！という圧巻の投球で
ZE打線をおさえ顕在をアピールした。
育児との二刀流にLBの未来は懸かっていると過言ではないだろう。

一方打線はZE浅井、斉藤の同タイプの変則フォーム投手を捉えることができず
永井の1安打のみに終わり4-9で敗戦となった。

監督の石川は、

『深刻だ。キャンプでの打ち込みが全く活かせていない。
打順の入れ替えも視野にいれている。』

と厳しい表情で球場を後にした。

明るい材料はメジャーから日本復帰を果たした本藤だろう。
全く見た目が変わっていないことに多少周囲を驚かせたが、
やはり少々のブランクはあるようだ。
今後彼の奮起に期待したい。