試合結果詳細

GBN2部B組の3戦全勝同士の首位対決！相手は古豪ハードライナーズ
決勝トーナメント進出にむけてどうしても倒さなければならない相手である。生憎の天候で試合が出来るか危ぶまれたが、幸いにも雨は降らず、12時15分試合開始。

1回表　2死から佐藤がレフト前ヒットで出塁。WPと山岡の四球でチャンスを広げると、久保の当たりはライト前へ。ライトがハンブルする間に佐藤が果敢にホームをつくが、ライトの矢のような返球でチャンスを逃す（さすがはハードライナーズだ・・・）。

続く2回表にライナーズは先制する。
2死から越智がライト前ヒットで出塁すると、9番前田が四球を選び初回に続きチャンスを作る。1番麻井のファーストへの当たりはバットの先に当たり変則的な回転を生み出す。これをファーストが処理を誤り麻井は1塁を駆け抜ける。3塁に到達した越智が3塁をオーバーラン気味になったところサードへの送球が悪送球となり、越智が先制のホームを踏んだ。
続く遠藤の打球はサードへ。ここでも相手守備が乱れ前田が2点目のホームを踏み2点をもぎ取る！
しかし3回裏ハードライナーズの反撃にあい1点を失い、2対1で序盤戦を終える。

4回表、またもや下位打線がチャンスを作る。
7番名越の死球、9番前田の四球でチャンスを作ると、1番麻井の当たりは遥かレフトの頭上を越える文句なしの3ランホームラン！！貴重な追加点をもたらした。
4回裏、エラーと四球でピンチを迎えると、8番打者に三遊間を破られ1点を返され尚も1死1、2塁のピンチ・・・ここで内野陣が先発盛山を助ける。痛烈な打球はセカンドへ、佐藤→山岡→遠藤とわたりダブルプレーでピンチを凌いだ。

迎えた最終回5回裏
簡単に2アウトをとるが、ライト前ヒット、エラー、四球で長打で同点、ホームランが出ればサヨナラとなるこの試合最大のピンチをむかえてしまう。
しかし、盛山投手が気迫のこもった渾身のストレートで相手バッターから空振りの三振を奪い試合終了。
これで予選リーグ4連勝でB組の単独トップに躍り出た！

この試合、勝因はいくつもある。
公式戦初先発の盛山の好投、麻井の値千金のレフトオーバー（麻井のだきゅう～～！！）、反撃を断ち切ったダブルプレー、そして相手ミスにつけ込んだ走塁・・・
しかし、この試合の最も大きかったのは下位打線の頑張りである。
8番越智の先制の足掛かりとなるライト前のヒット！
9番前田の2つの四球
7番名越も含め、この3人で4得点（あと1点は麻井のホームラン）
特に9番前田の2つの四球は価値が大きい。確かに前田は入団以来いまだノーヒット・・・本人もはやく1本欲しいところだろう。
しかし、四球を選び出塁することは1本のヒットと同じ価値がある。なんとか出塁して上位へ繋ぐ。9番バッターとはそういう役目である。その役割をこの試合前田はきっちりと果たしてくれた。
このような脇役（失礼！）の活躍こそ勝利を呼び込む大きな要素である。

先発盛山もよく投げた。対戦相手ハードライナーズ打線は特別大きな打球を飛ばす選手はいなかったが、1番から9番まで一人も気を抜くことが出来ない好打者揃い。若干球は高かったが、しっかりと粘りのピッチングをしてくれ、最少失点で抑えてくれた。
厳しいライナーズ投手陣をこれからも牽引して欲しい。

これでGBN予選リーグは4戦全勝（あと残り2試合）
次の対戦相手はモスキート（現在4勝1敗）。モスキートを破ればほぼ予選リーグ突破は確実となる。その意味でも今日の勝利は大きい。
しかし、油断することなく予選全勝で突破する意気込みで今後も戦っていきたい。

ナイスゲーム！！

副代表が選ぶMan of the game
　麻井　一樹
　（値千金のスリーランホームラン。捕手として先発盛山を盛り立てる）

副代表が選ぶ敢闘賞
　盛山　流光（公式戦初先発での完投勝利）
　前田　徹（上位へ繋ぐ貴重な２四球）