試合結果詳細

軽く雨が心配される中
リーグ戦最後の試合が開催された。
本日は某熱＠甲支援バージョンでお送りします。

あいつが投げるとき、いつも受けてきた。
岡田ー尾倉バッテリーの絆は小学生から
育まれてきた。
高校では別々の道に進んだが、運命の引き合わせで
このチームで一緒になった。
あいつの球は俺が受ける・・・
だが・・今日は左翼から見守る。
そんな19歳の夏が始まろうとしていた。

初回、森永が幸先よく四球で出塁し盗塁するも
後続が続かずに無得点で試合が始まる。
するとその裏先頭打者の痛烈な打球が三塁線を襲う。
転々とした打球は尾倉の元へ。
岡田が見送った打球はクッションにあたり
外野間を転々とする三塁打になってしまう。
謝る尾倉。気にするな、と岡田。
距離は離れても、心はいつも一緒。

岡田は後続を見事に抑え無得点とした。

すると２回。先頭の大瀬良は出塁し、岡田が内野安打で繋ぐ。
池迫が犠打で送りチャンスを拡大すると
バッターは尾倉。
「あいつが投げる試合は・・何としても援護する。
　今までも、そして・・これからも、ずっと。」
振り抜いた打球は２点先制の一打となった。

４回、岡田が２塁打でチャンスメークすると池迫も
安打で続き、再び尾倉に打席が回ってくる。
粘りを見せるも空振り三振。追加点とはならなかった。

終盤に差し掛かった６回。
先頭の小野が安打で出塁し盗塁すると大瀬良の四球
岡田の３安打目となる内野安打で待望の追加点を挙げる。
そして打席には池迫。振り抜いた打球ははるかレフト方向へ。
ボールが転々とする間に打者走者も帰り、一挙３得点とし
試合を決定づける。

岡田は要所よく締め、７回で８奪三振の好投。
随所でランナーを出すも得点を許さない好投が光った。
３塁まで進塁されてもホームには返さない。
左腕エースとしての境地が思い切り光る試合であった。

試合後尾倉と談笑。
これからもこの２人が仲良く野球ができますように。