試合結果詳細

ハイライト筆者太田

【一回表】
本日からおニューのヘルメットを装着したヘロンズの攻撃。
トップバッターはNHK「試してガッテン」でおなじみ、骨折した山瀬まみがいなくても「新婚さんいらっしゃい」に出場したい、いや、してくれ枇杷直哉。フルカウントまで粘るも、キャッチャーフライ。
ちなみに今日からこれまでのA級ボールからM級に変わっている。そのボールを変化球を用いて抑える相手ピッチャー。ひとまず1アウト。
栗金団で有名、栗拾いシーズンを迎えつつある中津川からやって来た清水。サードゴロ。
本日はドラえもんの帽子を被っての球場入り、キャプテン山口。ちなみにドラえもんは地上から3mm浮いているから靴を履かなくても汚れないらしい。ドラえもんのように浮くことはできないが、チームの浮沈を握る男のサード内野安打から盗塁でチャンスメイク。
続くは先日の合コンが台風により延期となり、その後のチャンスを待つ伊藤涼太。惜しくも三振。次の合コンに期待！

【1回裏】
ピッチャーは、ヘロンズのエースSEKAI NO WAKUTA。
相手の一番バッターは背番号6。その初球。ホームラン級の打球は、ファール。一個600円すると言われる新品のM級ボールが隣の加木屋中学校のグラウンドに消える。気持ちを切り替えて投げたその後、跳ねたボールがフェンスを越えるエンタイトル2ベースを打たれる。
二番打者。初球をファーストへのバント。相手ながら、見事。しかし、ヘロンズもしっかりアウトを一ついただく。
三番打者。ショートへのバウンドの大きいゴロ。ファーストへの悪送球から一点を失う。
4番はショートゴロ。
5番は左中間へのフライ。観戦者はきっと、ヒットだろうと思う打球をレフトの清水がファインプレーでキャッチ。さすが、栗シーズンの男は違う。

【二回表】
5番ヘロンズが誇るエース、SEKAI NO WAKUTA。初打席はサードゴロ。
6版、一睨みで相手ファーストに打球が行くことを予感させた長身左打者川上。粘るも三振。
7番。今日はキャッチャー。あらゆるところを守れる、投げられる、打てる優男でお洒落な伊藤たいち。ここは、ピッチャーゴロ。

【2回裏】
6番はサードゴロ。
7番打者が打った球は、本日、特別な理由(後述)から、いつも以上に張り切っている男・セカンドを守る渡邊のもとへのフライ。ショートとやや被るも、キャッチ。特別な理由がある以上、エラーはとりわけ許されないという緊張感が本人にだけはあったと思うが、乗り切る。
8番打者は、ショートフライ。

【三回表】
8番打者ボブこと山下。Yahoo!の検索エンジンに「ボブ」と打つと、ボブヘアーが出てくる。ボブヘアーの強みは、ストレートヘアでもパーマヘアーにも対応できることらしい。しかし、ここでのボブはストレート(ではなかったかも知れないが)に対応できず、三振。
9番特別な事情の持ち主、今日はエラー無しとヒット2本を公約した渡邊。その事情とは、渡邊曰く「野球好きの知人」である女性を招待したこと。自らの公約達成に近づけるレフト線への2ベースヒット。韋駄天も見せ付ける。ここまでかなり良いところを見せた。女性がいると、男はこうも変わるものなのか。いや、これがきっと渡邊という男の元々の実力なのだろう。
10番打者は、河合。磁石は鉄を引き付け、今日の渡邊は観衆の目を引き付ける。一方、打者の河合の身体は、ピッチャーが放つボールを引き付ける。しかし、その能力は、本人の意思に関わらず、発揮されてしまうのだろう。打つ気満々も、デッドボール。今後、Mr.デッドボールの名を受けることを検討していただきたい。
11番打者は強肩が持ち味の中島。試合前、新球のM級ボールを手に取った際、表面に無数に描かれた「♡マーク」が気になった模様。たくさんのハートを、今後もしっかり届けるべきところへ投げて届けることだろう。ちなみにここは、セカンドフライ。
12番打者は初のハイライト作成者太田。人のことはいろいろ書いておきながら、自分についてはあえて触れない。見せ場を作れずピッチャーゴロ。

【3回裏】
9番三振に斬る
10番ピッチャーゴロ
11番レフトフライ

【4回表】
新婚枇杷。フルカンからのフォアボール。さすが、一番打者としての役目を果たす。そろそろ新居へみんなを招待してもらいたい。
2番清水、バントの構え。際どい牽制を枇杷が食らうも、見事盗塁。その後、自打球を何回か受けた上でのデッドボール。彼もまた、ボールを引き付ける力を秘めているのかも知れない。
キャプテン山口。初球をライトへのヒットとする。ノーアウト満塁のチャンス！
合コンの涼太。ショートゴロもエラーによりヘロンズ1点ゲット。このラッキーが、今後の合コンにも生きることを祈りたい。
…ノーアウト満塁のチャンスが続く。
SEKAI NO WAKUTAの打球はセンター正面へのライナー。塁を埋めた各ランナー走り出すも、しっかり帰塁。
人睨み男川上。ここでライトへのエンタイトル2ベース。竹藪に消えたその打球は、新婚が取りに行った。ヘロンズ3点目。
優男伊藤たいち。レフトへのタイムリーからの、相手の隙を突く盗塁で更なるチャンスメイク。この男、どこまでもできる！
ボブヘアーではないが、ボブと呼ばれる山下、ショートフライ。
公約を果たしたい渡邊。ここはピッチャーゴロ。今日招いたお客様については、今後随時報告を。
この回、ヘロンズ4得点の猛攻により、1-4のリード！

【4回裏】
12番打者を空振り三振に斬ったはずが、振り逃げのタッチミスとファーストへの送球ミス、さらに捕逸で進塁を許す。

キャプテン山口、迷わずタイムを
要求。

13番目の打者は相手ピッチャー。涌田、今日初めての四球。ランナー一、二塁。
1番打者に戻り、初球を再びホームラン級のファール。このような、以前見た景色を再度見ることをデジャヴというのだろう。レフト前ヒットを打たれる。満塁とされる。
2番打者はサードゴロ。サード捕球も本塁へ送球できず、3塁ベースを踏んでアウト。
3番レフト前ヒット、盗塁を許し、2.3塁。捕逸で失点。進塁される。
4番センターフライ。これがタッチアップ成功で犠牲フライとなる。
5番打者の打球はセンター寄りの右中間フェンス直撃の2ベース。
6番打者を三振に斬る。
4-5でリードを許す。

【5回表】
ブラックジャックは速球派のピッチャーへ交代。
ヘロンズあえなく三者凡退。

【5回裏】
ピッチャー山口に代わる。
センターフライとショートゴロ2本で三者凡退。ショートSEKAI NO WAKUTAによる美技もそうだが、ピッチャーの打たせて取る投球も見事。これがドラえもんキャップの効果だとしたら、ひみつ道具の一つとして認めたい。今のところは、ルール違反になりかねないので、本人の実力とし、非公認のひみつ道具としておこう。

【6回表】
打席に立つ直前、ヘルメットを被り忘れたことに気付いた枇杷、本人も納得のレフトへのヒット。
2塁到達、捕逸の間に3盗成功。
旬の男、清水はショートゴロ。
非公認ひみつ道具の持ち主、キャプテン山口はレフトフライ。
合コン伊藤涼太が打席に立つ。捕逸の間に枇杷生還、同点に追い付くも、ファーストフライ。合コンでの出だしでは、一体どんな会話をしているのだろうか。

【6回裏】
一本レフト前へのポトリと落ちるヒットを許すも、危なげなくアウトを3つ取り、ゲームセット
引き分けに終わる。

<本日のMVP>
山口修磨選手！
4回のヘロンズ猛攻をチャンスメイク。キャプテンとして、冷静な判断でのタイム要求。ピッチャーとしてリズムの良い投球で相手の反撃の芽を摘んだ。また、ひみつ道具を公開しない狡猾さがあり、試合後、ナガシマのアウトレットで夏物を安く購入するという私情を挟まぬスポーツマンシップを見せた！