試合結果詳細

読売大会準々決勝。今年3度目の対戦となります。新町クラブさんです。このブロックの最大のライバルです。
前日の試合で相手投手のエースの投球をみて、フォームが修正され球威が増していることは知っておりましたし、各打者のポイントもある程度理解しておりました。当然、過去2試合のDVDを前日の深夜に何度も何度も繰り返し確認させてもらいました。
先発はリョウゴ。これまでの新町さんとの試合では全てリュウノスケとしておりましたが、現在の調子や守備配置を考え、リョウゴとしました。
立ち上がり、先頭打者を追い込むものの、デットボールで歩かしてしまう…私にはあたってないように思えたが、DVDをみても、ボールの軌道が変っていないところをみるとあたっていないと思われるが仕方がない。そもそも、相手の1番打者は好センスの持ち主で、良い打者だけによけるのも非常にうまい。良い打者ほど、よけるのがうまい、それだけボールがみれている証拠ですね。続く2番打者も追いこんでから3塁線を破られ、ノーアウト1・2塁。3番打者をピッチャーゴロに打ち取り、1アウト1・3塁で4番打者。初球インコートを捕えられ、判定はホームラン…遠目の利く私としては、ワンバンで超えたと思った…抗議した結果、2塁打の判定となった。う～ん、大事な試合なんだから、しっかりして欲しい…相手の4番はドアからのすくい上げ傾向があり、勝負するなら間違いなくインコースですね。結果的にこの初回のインコースを打ったことで、引っ張りを意識させることが出来ましたね。3回の2打席は1アウトで1・2塁でしたが、今度はアウトコースを引っかけてのサードゴロ。良い配球だったと思います。4回四球からノーアウト1・2塁のピンチでしたが、ここを6-4-3のダブルプレーで凌いだのが非常に大きかったですね。続く5回、1番打者に投手への強襲からの2塁打で、2番にバントで送られ、1アウト3塁で3番打者。ここで直接指示はしませんでしたが、リョウゴは3塁走者をみながら、セットポジションではなく、和エンドアップで投げました。勿論、セットより球威があることは言うまでもありません。ここが非常に大きかったですね、初球を捕手フライで仕留める。2アウトとなり、打者4番を迎える。スポ少中越大会と同じ場面、上北さんとの試合を経験していなかったから、間違いなく、そのまま勝負していたかもしれない。場面は同点、迷わず、捕手シュンスケに外せのサインを送った。シュンスケもリョウゴもしっかりこれを理解してくれて敬遠とした、たかが少年野球で敬遠か？相手父兄からも勝負の声も聞こえたが、相手が強打者であるからこその敬遠であり、野球は一人では勝てない。また、もう一つ、敬遠したのには意図があり、1・3塁のほうが2塁でのホースアウトがとれる可能もあり、且つ、盗塁されたからのシュンスケ⇒リョウゴ⇒カンタでアウトをとれる可能性もある。何れにしてもアウトをとる可能性を高めるための手段でもありました。詰まらない監督かも知れませんが、野球は皆で勝つスポーツだと思っているので…。結果論かも知れませんが、続く打者をライトフライに仕留めてピンチをしのぐ。当然、流れはうちに来る。私が相手チームの立場であれば、1アウト3塁で迷わずスクイズのサインでしたね。3番であろうが4番であろうがとれる点数を必ずとる。リョウゴ6回4安打5四球、うちDB（デブ…ではありません）が2個であり、インコースを攻めた結果でしょうね。暑い中、ゲームを作ってくれたと思います。
さて、打つ方にいきましょうかね、1試合目で温存したカンタが仕事をやってくれましたよ、3回、カンタからの内安打で、リョウゴとユウガの連打で同点に追いつく。5回、兄シュンスケの三振から弟ホウライが2塁打を放つ、9番・1番で双子を繋げたのも実は意図があります、迷いのあるシュンスケ、三振で倒れる。兄弟が倒れれば、普段はへそ曲がりのホウライが燃えないわけがない、いつも以上に何とか打ってやろうと思うはずです、1アウト2塁でリョウゴ。高目のボール球を強引に引っ張りセカンドゴロ。2アウト3塁で3番のユウガ。私であれば、敬遠でしたね。結果、ライト前ヒットととなり、これが決勝打となりました。6回はスクイズ失敗もありましたが、これは私の采配ミスでしたね、でも、結果的に流れはうちのままで勝負ありでしたね。相手投手の球数は134球、三振は3個。ヒットは10本。打線は徐々に右肩あがりであると思料しています。
今年、新町さんとは3回目でしたがやるたびに強くなっている新町さんであり、ライオンズ杯でも同じブロックです。点差以上に良い試合内容だったと思いますナイスゲーム！！観戦している人も見ごたえある内容だったと思います。う～ん、それにしても…上位の争いになるとジャッジは重要ですね…