試合結果詳細

加茂市長杯の決勝戦です。対戦相手は全軟準優勝の今町ふたばさんです。県№2ですね。今町さんとはこれで2回目の対戦となります。1回目は6-4で雨天途中で中止となりましたので、これが本当の意味でのガチンコ勝負ですね。
先発はユウガの球威がどの程度通用するかお試しもありましたが…お試しどころか先頭打者から四球を出し全くの内容。4番の強打者には打って下さいのスローボールで左中間へホームラン。ここで終わっていれば良かったがその後が良くなかった。中継ミスで1点を無駄に与える…ユイトもユイトだが誰も呼ばないカットマンもカットマン…非常にありえんプレーでしたね…1回裏の攻撃終了後、久々にキレましたね。完全に魂が抜けておりましたね。2回もユウガでいくべきか？リョウに交代するか？非常に迷いましたね。リョウの調子を考え、早めのスイッチを決断しました。2回からの4イニングを1失点で抑えてくれました。4回エラーで1点を奪われ、尚もツーアウト3塁で4番の強打者…ここで更に追加となれば6-1となり、ほぼ勝負を決してしまうが、ここを1点で凌いだのが勝負の分かれ目だったかも知れません。
打線は相手投手の低めのコントロールから打ちあぐねていたものの、三振は初回のトモヤの見逃し三振のみ、しっかりスイングは出来ていたことから必ずチャンスは来ると思っていた。チャンスは6回に訪れる。ユウガのレフト前からリョウゴの最低限の進塁打、ここでユウガのディレードスチール、トモヤ、キョウタ、シュンスケのタイムリーで一挙3点を奪い、カンタの同点打を期待するがいつもの欲が出てしまい、引っ張りのショートゴロ、これで5-4。7回は先頭ホウライで進めることからも何とかなる予感はあった。6回裏はキョウタを導入し、見事、三者凡退に抑え流れをつくってくれた。
7回表に円陣でこの回に同点、いや、逆転しリョウゴで占めるぞ…先頭ホウライがライトへの2塁打。リュウノスケにはバントで1アウト3塁。ユウガ、リョウゴが連続四球を選び1アウト満塁。ここでトモヤにはバントはないことを伝えたものの、最悪のサードゴロ。5-2-3のダブルプレーかと思いきや、捕手の1塁への送球が緩々送球で1塁はセーフ。ツーアウト満塁でキョウタ、非常に落ち着いていましたね、2-3とフルカウントでアウトコースをカットしファール。このファールでヒットを打つ予感がありました。見事、次の球をセンターへ弾き返し2塁ランナーリョウゴが生還し2点を奪い逆転に成功する。最後はリョウゴを送りこみ、ノーアウト1・2塁とピンチとなるものの、全員落ち着いていましたね、全く慌てる感じはありませんでした、寧ろピンチを楽しんでいるように思えましたね。最後はショートゴロに抑えゲームセット。6回、7回での逆転勝利となりました。
この試合の最大のポイントはやはりリョウの粘り強い投球でしょうね、これがなけば逆転劇はなかったと思います。素晴らしい投手ですよ、他のチームであれば常時レギュラーであることは間違いありません。来年の大会でも自信をもって送りこめますし、本人の自信にもなっていると思います。
ナイスゲームでした。あ～そうだ、本当の勝因はアブかも知れませんね。
ベンチで2匹のアブをメガホンしましたからね！