試合結果詳細

栃尾さんはスポ少B大会の優勝チームであり、今年の春先から注目していたチームです。A大会においても6年生が1名で戦っており、経験値では断然上だと思料しておりました。ここで内容ある試合が出来れば、うちも来年は上位に食い込めると判断しておりました。
先発はリョウ。初回2アウトから先制を許す展開、2回もグランドの影響もあるかも知れないが、つまらんエラーからの2失点…しかし、あたえたのはこの3点のみ…見る限り、軸となるパワーヒッターがいないように思えました。寒くなってきたシーズンオフってこともありますが、まともなヒットは3本くらいでした。ナイスピッチングだったと思いますね。6回0四球ですからね。初回裏、リョウがヒットで出塁し、ノーアウト2・3塁のチャンスを作りユウキのスクイズ、コウセイのタイムリーで3点を奪う。だが、しかし、この回だけで、ハヤトとコウセイが、暴走、サインミスでチャンスを潰す…まだまだ、これからですな、昨年までであれば、完全に超メガホンですよ…。同点の状況から3回裏、リョウが出塁し盗塁からトワが送れず、已む無くユウキにセフティーで送り、2アウトの状況から4番ハヤトのタイムリーで1点を奪う。この1点が決勝点となり、まさかのB大会優勝チームに勝利した。
まだまだ、粗削りだがゲームがつくれる状況にはなってきた。打線の軸は一人しかいないがここにどう繋げられるかですね、トワ、ユウ、コウセイの内容が良かったと思います。
野球はミスが多い方チームが負ける可能性が高い、大会ではミスの多い選手は使いづらい…リョウ、ハヤト、ユウキ、トワ、今彼らがあっさり空振り三振することはないと思いますね。それだけミツワのバッティングの基本を体得していると思いますね、これに加え、4年生言えば、ユウが1歩、2歩、前を行ってますね、アップ時のサンドをみた時にスイングが一変していた。相当の対応能力ですね。一方、イクトについてはしっかり素振りを行っていることから、スイング力はあるものの、手首の返しは早く前々でとらえにいく傾向があるため、腰ぬけスイング…少々時間がかかりますね、自宅でゆっくりの素振りをやって欲しい。
この試合でのポイントは二つありましたね、3回のハヤトの一打と、初回のノーアウト2・３塁からのユウキのスクイズで得点できたこと、ユウキには誰にも負けない足がある。これを最大の武器にして欲しい、これが最大の勝利への近道かも知れません。
ナイスゲームだったと思います。