試合結果詳細

隼カップの決勝です。二連覇のかかった大一番です。
先発はリョウを指名しました。残念ながらリョウゴが離脱した時点でリョウでいくこととしておりました。昨年の決勝は当時5年生のリョウゴを先発させましたが、シーズン最後の試合で5年生エースを登板させることの意味は来年は任せるとのメッセージでもある。当初は3回までと言っていたが、予定の3回で打順の巡りあわせで交代を次の打席まで伸ばすこととした。試合は2-1で1点のビハインドのまま。
初回、リョウゴの先制打で1点を奪うものの、次の1点を奪えず、流れが相手チームへいってしまう。2アウト2・3塁でショートゴロ、打球的にはサードでも良かったかも知れないが、カンタがホウライに任せる…誰もがアウトを確信するが、まさかのショートバン送球でエラーとなってしまう。
ホウライの守備で誰も攻めることはできない、幾度もなくピンチを救った選手であり、まさに、この回に2度の送球ミスがあった。
相手に与えたのはこの回の2点のみ、21個のアウト中、10個をショートゴロでアウトにする、この中には小学レベルを超えたプレーもありましたね、グラブさばきはが非常に上手い、打球に対して正面に入らず、左側から入りショートバンのバウンドを常に狙っている。今日だけのプレーを見れば、間違いなく県内№1のショートだと自信を持って言えますね。素晴らしい選手ですよ。シニアであれば、ショートとセカンドの両方で通用する選手だと思いますね。
相手投手も素晴らしく打ちあぐねましたね、必ずチャンスは来ると思い我慢でしたね。最初に動いたのは相手チームでしたね、相手投手が交代し、こちらも代打で流れを変えるって思ったら、リョウの代打かと思ったら、カンタで代打ミズキを告げてしまった…あっと間違ったと思ったが、流れを変えるためにもこのままで決意する、ミズキは寒さの影響か、あっさりピッチャーゴロ、続く代打ユイトもあえなく三振、この回ホウライも凡退したが、次の回、リュウノスケの打順。ある意味、１番打者って思える好打順、次の回が勝負だと思いましたね。6回からアンダースローのキョウタを投入し、三者凡退に抑え完全に流れをうちにもってくる。リュウノスケがセンター前に運び、盗塁でノーアウトランナー2塁でユウガ。ユウガがレストフライにうちとられ、バッターはリョウゴ。フォーム改造がまだしっくりきていなが、粘って四球を選ぶ。この時、勝敗をわけるポイントがありましたね。1-3の時点でショートバン送球でリュウノスケが3塁を落としいれる。ここが非常に大きかったですね、1アウト2・3塁でトモヤ。スクイズも考えましたが、前の打席でスクイズを失敗しており、トモヤ自身も非常にスクイズが非常に甘い…そのまま打たせるが三振に倒れる…バッターはキョウタの3球目にパスボール。リュウノスケの3塁へのスチールがピッチャーへのプレッシャーとなりパスボールで1点を奪う。走塁練習って大事ですね、まさに次に繋がる走塁でしたね、あの時走塁していなければ、パスボールで同点には追いつけなかったですね、2アウト3塁からキョウタがレフト前に運び逆転する。
苦労をかけた奴が親孝行する、本当に嬉しかったですね、自分がヒットを打ったように嬉しかったですね、数多くチャンスに凡打したやつではあったが、本当に良くやってくれました。バットをギリギリまで短くもち、あたりはどうであれ、気持ちでもっていった打球でしたね。
そのままキョウタが7回もピシャリと抑えゲームセット、二連覇達成となりました。少しジーンって来たと同時に、あ～終わったって感じでしたね。最後の公式戦でここまでのゲームをやってくれたのは、本当にこいつらと一緒に野球出来たことを本当に幸せに思いましたね。ここまでの試合をやってくれるレベルに成長してくれたことに本当に感謝しますね。本当にナイスゲームでした。最後に、この大会でのMVPは、5年生のリョウに与えました。この試合でリョウが大活躍ということで選んだわけではありません。リョウは低学年の頃より現6年生の遠征に帯同させました、今年1年を通じA大会でも経験を積ませるために先発させたこともありました、リョウで勝った試合もいくつもありました。このMVPは6年生からの贈り物として受け取ってもらうこととしました。それだけ背負うものの大きさを感じて欲しいですね。今年10冠達成となりましたが、この記録はこの先塗り替えるは難しいと思います、来年はまず1冠を目標に頑張りましょう。