試合結果詳細

試合前、大会のパンフレットを眺めていた曽我部がふと呟く。
「他のチームの控え選手、全員捕手で登録してるからポジションわかんないんだよなー。」
曽我部、それ捕手の"捕"じゃなくて補欠の"補"だから。

オール三井4試合目。(準決勝)

午前中は一時的に大雨が降り注いだものの、午後前には太陽が覗き始め、試合は絶好の野球日和のもと行われた。
本日の対戦相手は、昨年のオール三井でも対戦した商船三井。昨年の結果は8-8からのじゃんけん勝ち。ほぼ互角の戦いを展開した好敵手相手に、今年は実力で勝ちたいと願うMKI野球部であった。。。

【1回表】先頭の藤中が今シーズン第3号となるホームランを放ち、MKI野球部が1点を先制する。

【1回裏】本日の先発は久々の先発登板となるエース豊田。いきなり1番・2番から三振を奪うと、その後も味方のエラーに動じず後続をしっかり抑え、ブランクを感じさせない立ち上がりを見せる。

【2回表】先頭の斎藤(康)が死球を受けるものの、審判から避けてない判定を受け、ただ痛い想いをする。結果3人で抑えられる。

【2回裏】先頭打者にセンター前ヒットを打たれるものの、続く2人を打ちとりピンチながら2アウトを奪う。しかし次のバッターに左方向への2ランホームランを打たれると、死球・ヒットから、さらにこの回2本目となる3ランホームランを右方向に打たれ一挙5点を失う。

【3回表】1アウトから斎藤(森)が四球で出塁すると、続く藤中・田口が全く同じセンター前テキサスヒットを放ち、満塁でクリーンナップを迎える。打席には松崎。偉いのに2試合連続となる死球を受け、押し出しにより1点を返す。その後2アウトとなるものの、さらに満塁のチャンスで打席には斎藤(康)。センターの頭上を越える3ベースヒットにより、この回で同点に追いつく。

【3回裏】この回よりマウンドには曽我部。先頭打者にいきなりホームランを打たれる。しかしその後はサード斎藤(康)の好守もあり、最少失点でこの回を抑える。

【4回表】先頭の筒香だった人(遠藤)が四球により出塁すると、盗塁により2塁に進みチャンスを作る。しかしその後、ベンチからの祈り届かず再度遠藤盗塁。キャッチャーからの悪送球により3塁はセーフになるものの、続けてホームを狙いタッチアウトとなる。その後、曽我部・斎藤(森)の連続ヒットにより再びチャンスを作るが得点には繋がらず。

【4回裏】引き続き曽我部。センター斎藤(森)の好ポジショニングもあり、危なげなく3人でこの回を抑える。

【5回表】1アウトから楠本が四球により出塁するも得点には繋がらず。

【5回裏】引き続き曽我部。2アウトからファーストゴロ風ライト前ヒットを打たれるも、後続をしっかり抑え無失点でこの回を終える。

【6回表】試合終了時間が近づき焦るMKI野球部。1アウトからルーキー岡島がMKI野球部としての初打席に立つもピッチャーゴロに抑えられる。その後2アウトから、斎藤(森)が四球により出塁するも得点には繋がらず。

【6回裏】この回よりマウンドには岡島。今試合もストレートは入らないが、キレのあるスライダーを主体とするピッチングで、四球を挟みつつも2つの三振を奪う。そして4人目の打者に四球を出したところで、大会規定の時間制限によりゲームセット。

結果、5-6でMKI野球部が敗れる。去年の覇者、準決勝で散る。
今シーズン初となる接戦を制することができなかった。

再来週から試合はありませんが、幹事の仕事頑張りましょう。

MIP：斎藤(康)(同点に追いつく3ベースヒット)

(記者：藤中)