試合結果詳細

毎年なぜか一年で一番寒い時期に開催されるMKI野球部紅白戦。
今年も真冬の日没後に試合は始まった。

今年のキャプテンは斎藤康輔と曽我部明正。
顔を合わせればいがみ合う2人の維持とプライドを賭けた戦い。
さて、来年以降虐げられるのは斎藤か曽我部か。
どちらが正しいかは野球で決めましょう。。。

【1回表】
「曽我部から16点獲る」を目標に掲げる康輔チーム初回の攻撃。
相手ピッチャーはもちろん曽我部。
先頭の松崎が早速倒れた後、続く楠本がセンター前ヒットで出塁すると、
すかさず2つの盗塁。今試合は長打の代わりに足で塁を稼ぐ。
続く打者は斎藤(康)。第1回キャプテン対決は四球。
斎藤(康)の盗塁で1アウトランナー2、3塁の大チャンスに打席には
4番時・彼女在籍時、ともに打率0割の藤中。
案の定プレッシャーに負け、バットに掠ることなく三振。
瞬く間に信頼を失う。
続く豊田もサードゴロに倒れ、康輔チーム初回の大チャンスを無得点に
抑えられる。

【1回裏】
ピンチを切り抜け、勢いに乗る曽我部チーム初回の攻撃。
相手ピッチャーは岡島。
先頭の斎藤(森)は鋭い当たりもショート正面、
続く田口はいつも通りで早速2アウトを獲られる。
が、簡単に終わらせないのがこの男。鈴木(政)がセンター前ヒットで
出塁すると、こちらも2つの盗塁でチャンスメイク。
2アウト3塁のチャンスでバッターは4番日高。三振。
曽我部チームも初回を0点で終える。

【2回表】
先頭の宮村がセンター前ヒットで出塁。盗塁でチャンスを広げる。
1アウト取られるものの続く宮崎が四球で出塁。そしてこちらも盗塁。
初回に続き、またもや1アウト2、3塁のチャンスを作る。
この大チャンスに打席には岡島。二遊間の鋭い当たりを放つも、
ショート兼ロリータサンタ田口のファインプレーに阻まれる。
しかしこの間に宮村が生還し康輔チームが先制する。

【2回裏】
1アウトから手島・遠藤が四球で出塁。
浅野のショートゴロの間に進塁すると、
チャンスで打席にはキャプテン曽我部。
普通のショートゴロだが藤中の怠慢により内野安打。
曽我部チームが同点に追いつく。
さらにここで終わらず、斎藤(森)が死球で出塁すると、
続く田口のいつもの当たりが功を奏し、内野安打となり逆転。
曽我部チーム逆転に成功する。

【3回表】
先頭は楠本。巨体から繰り出される超繊細なセフティーバントが大成功。
さらに盗塁を決める。
続く斎藤(康)の進塁打でランナーを進めるとまたもやチャンスで4番藤中。
やや詰まりながらも左中間にボールを持っていき、
タイムリー2ベースヒット。
続く豊田が四球で出塁するも、攻撃はここで終了。
しかしこの回同点に追いつく。

【3回裏】
先頭の日高が死球で出塁するも、谷村パパは三振。
しかしなんやかんや1アウト3塁のチャンスにバッターは手島。
やや難しいショートゴロの間に日高生還。勝ち越しに成功する。
その後、浅野がヒットで出塁するもキャプテン曽我部が倒れ攻撃は終了。

【4回表】
ここまでの粘りのシーソーゲームが嘘のように、
この回の康輔チームは三者凡退に抑えられる。

【4回裏】
勢いに乗る曽我部チーム。
1アウトから田口が四球で出塁すると、盗塁。
さらに続く鈴木(政)もワンバンを華麗にさばく内野安打で
チャンスを広げる。
2アウトとなるも、この大チャンスに打席は谷村パパ。
"過去の人"のイメージを払拭するかのごとく、
華麗なセンター前タイムリーヒットで2点を追加。
ここで康輔チームとの差を大きく広げる。

【5回表】
徐々に焦り始める康輔チーム。
1アウトから斎藤(康)が死球で出塁すると、
またもやランナーを置いて4番藤中。
ライト線に大きな当たりを放ち、転げながら2塁へ。1点を返す。
さらに豊田が四球で出塁した後、
宮村のショートゴロの間に臨時代走、斎藤(康)が生還。
さらに1点を返し、この回で1点差まで追いつく。

【5回裏】
さらに差を広げたい曽我部チーム。
1アウトから浅野、曽我部が連続四球で出塁する。
浅野の三盗に曽我部が取り残された後、ここで珍事が起こる。
四球で出た曽我部を横に、いつもはそんなに仲良くない
斎藤(康)と岡島が意気投合。
華麗な隠し玉が決まる。
結局この回は無得点に終わる。

【6回表】
試合終盤そろそろ追いつきたい康輔チーム。
先頭の宮崎がエラーで出塁し、続く岡島も四球で出塁すると、
なんやかんやノーアウト2、3塁の大チャンス。打席には松崎。
センターフライからのタッチアップ。ここで同点に追いつく。
さらに続くチャンスに楠本。三遊間の当たりを鈴木(政)が止めるも、
ホームへの送球が岡島に当たり逆転に成功。岡島は田口にキレる。
さらにチャンスは続き、クリーンナップを迎えるが、追加点とはならず。

【6回裏】
先頭の田口が珍しくファーストゴロ以外を打つ。
センターに飛んだ当たりを楠本がエラー。一気に3塁まで進む。
ノーアウト3塁のチャンスで打席には鈴木(政)。
きっちりセンター前に打球を運び、同点に追いつく。
しかし攻撃はここまで。同点のまま最終回を迎える。

【7回表】
最終回、ピッチャーが代わりマウンドには谷村パパ。
今試合もしっかり活躍する男は、テンポよく2アウトを奪う。
2アウトから鈴木(謙)がレフト線に大きな当たりを放ち、
チャンスを作るものの得点には繋がらず。

【7回裏】
試合における「負け」はなくなった曽我部チーム。
康輔チームもピッチャーが交代し、マウンドにはエース豊田。
先頭の遠藤がレフト前ヒットで出塁すると、盗塁によりチャンスを広げる。
浅野のサードゴロの間に進塁はしなかったものの、なんやかんやで3塁へ。
1アウト3塁1打サヨナラの大チャンスで打席には曽我部。三振。
誰もが決まると思ったこのシチュエーションで三振。
続く斎藤(森)もファーストゴロに打ち取られ試合は引き分けにて終了。

【番外編】
引き分けには終われないが、時間もない。
勝負の結果は両キャプテンの1打席勝負に託された。
結果、レフトフライ。
本日6失点だが彼女に見守られ絶好調の曽我部の勝利。

余談ですが、プライベートでいろいろあった方が多いみたいですね！
谷村さん、日高さん、曽我部おめでとうございます！
プライベートも大事ですが来期もたくさん野球やりましょうね！

MVP：曽我部
MIP：曽我部
敢闘賞：藤中

(記者：藤中)
※記載事項に誤りがございましたら、ご一報頂けますと幸いです。