試合結果詳細

なんとか踏ん張った。
負けはしなかった。
勝てなかった。
どの言葉が似合うか分からないが、負けなかったという言葉が一番しっくり来る試合だったかもしれない。
この日登板予定だったエース森本侑が登板を緊急回避し、急遽登板となった大黒が序盤は安定したピッチングで試合を作った。終盤こそ一時勝ち越しを許したが、気迫のピッチングで幾度もピンチを乗り切った。
打線では３番中西、４番大杉遼が共にマルチ安打でチームを引っ張った。３回には先頭の大山が出塁後、９番大黒、１番一林が確実に犠打を決めて得点を積み重ねるなど、執念の采配も見られた。
試合は勝ち切ることはできなかったが、執念で引き分けに持ち込み、今季初の抽選勝ちを引き寄せた。




好調を続ける中西選手
「打つべきときに打つ。与えられた仕事をしているだけなんで。結果、勝てればそれでいいです。それより反省すべきところは反省して次に活かすことが大事なんで。次も頑張ります。」

マルチ安打の大杉遼選手
「結果が出たのは良かった。ただ自分が打てばいいというより、次に繋ぐという意識があったから良かったんだと思います。次もあまり意識せず自然体で打てるように努力します。」

開幕からの連続試合安打が３で止まった一林選手
「抽選とは言え勝ったから良かったものの、打ちたかったっす。これで自分が打ててたら一番良かったんですけどね。打ちたかったわー。悔しいなー。一本でいいから打ちたかったわー、ほんま。」