試合結果詳細

最軍、スワン杯の準決勝戦へ！！

最軍が熾烈な投手戦を制した。
この日後攻の最軍は、初回にいきなりピンチを迎えたが、二死一二塁で５番の本に対し、先発の森本は真っ直ぐで押し切り、ピンチを乗り切った。

その裏、先頭の板垣が粘った末に四球で出塁し、２番の中野がランエンドヒットで一死二塁にチャンスを拡大。その後、二死になるも４番清水のサードゴロで送球エラーの間に、先制点をもぎ取った。

続く２回表、先頭打者の高々と打ち上げたレフトフライを、名手大山がまさかの落球。７番佐野にもセンター前ヒットで繋がれ、無死一三塁と大ピンチを招くも、この日のバッテリーは何かが違った。戸倉の強気なインコース攻めの要求に首を縦に振る森本侑が果敢に腕を振り切った。８番西、９番水上を連続で捕手フライに打ち取り、飛び出していた一塁ランナーも捕殺した。
その後は流れを引き寄せ、３回以降は全て三者凡退に打ち取った。

最軍の攻撃は、４回に相手四死球からチャンスを作り、大山の犠牲フライで追加点を取り、終わってみれば２対０で完封勝利となった。
これで森本侑は開幕から９連勝。最終回には得点には絡まなかったものの、戸倉が２試合連続となる安打を放ち、次戦に向けてアピールもした。
安打こそ僅かであったが、その中で相手のミスに付け込んだ野球で得点を重ねた。順調に駒を進めているが、次週にはダブルが予測されている。誰かが活躍するのでなく、全員野球をすることが求められるだろう。
まだまだ勝つでー！




完封勝利の森本侑選手
「疲れました。打ってくれる時は助けてもらってるわけですし、今日みたいになかなか打てない試合で、どれだけ我慢して投げられるか、ですので。それに戸倉がいい配球をしてくれたので、それ通りに投げただけです。まだまだ頑張っていきます。」


好リード、最終回に安打も放った戸倉選手
「侑治さんがリードを(褒めてくれた)？そこに投げ込めることが凄いんで。ヒットはたまたまです。勝てるようにどう試合運びできるか。組み立てながらいい試合ができたと思います。個人的に(サイン)ミスもあったし、改善できるところはしっかり改善していきます。」


全タコの中野選手
「打てへんわー。悔しいわー。いい当たりもあるんですけどね。まぁ負けないんで。え？スクイズ？あ、すいません、いっちんが呼んでるんで、失礼します。お疲れっす。」