試合結果詳細

今季初ゲームとなったミュータシオン。先発は、昨年も投手タイトルを総なめにした大エース・金子。初回、先頭打者に四球を与え、その後の３番打者がサードへ痛烈な強襲打を放ちランナーを貯められると、５番に右中間の難しいところへ落とされいきなり２点を献上してしまう。その後は立ち直ったように見えたが、４回にヒットと四球でピンチを背負い、迎えた２番にレフトへ運ばれ、追加点やむなしと思われたが、左翼の東方がメキシカンバズーカ（まさかの肩で）を見せつけ窮地を脱した。結局金子は７回を投げ抜き、３失点とゲームを作って見せた。
一方、打線は初回に市村と松尾のヒットを放ったきり、単調なバッティングが続き、スピーディーに試合を運んでしまう。６回に松尾がこの日２安打目となる２ベースヒットを放ちチャンスメイクすると、４番に入った竹原のボテボテのサードゴロの悪送球の間に生還し、１点差まで詰め寄るが反撃もここまで。
２ヶ月ぶりの実戦となった選手たちは、まだまだ本調子まで程遠く、今シーズン初試合を勝利で飾ることはできなかった。

■□■本日の熱盛■□■
本日の熱盛はまさかのメキシカンバズーカを放った東方が選ばれた。最近ジムに通って体を仕上げてきた男は、まず守備でチームに貢献することにしたようだ。絞りすぎて、小技を多様するイヤらしいバッターになるのはなんか嫌なので、ロマン溢れる大砲を引き続き目指してほしい。