試合結果詳細

本日、X’Breedsさんと港区春季大会1回戦を行いました！

X 0 0 0 0 0 0
M 1 4 0 4 x 9
※大会規定により5回コールド

【勝】
小野瀬 1勝0敗0S

【本塁打】
米田 1号（満塁）

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ベースランニングや個人ノック、北の家族・魚真・天鳳8時間耐久飲みなど、辛い冬の練習を乗り越え、ついに開幕した今シーズン！
MWBBCは、新戦力の米田さん、長谷川さんを上位打線に据え、磐石の体勢で初戦に臨みます。

初回、小野さんが四球を選ぶと、米田さんがきっちりと進塁打を決め、チャンスメーク。
その後、相手のバッテリーミスの間に三進すると、長谷川さんが内野ゴロを転がし、小野さんが生還します。
2003年の阪神タイガースの18年ぶりの優勝時には、
今岡と赤星でチャンスを作り、金本がフォアザチームの打撃でしぶとく勝負を決めるのが必勝パターンでした。
今季は永井キャプテンいわく「初優勝を狙っていきたい」とのこと。
くしくも今日、スターティングラインナップに連なったのは、2003年の猛虎と同じく、右・左・左と続く打順。
この得点パターンが完成すれば、その言葉も現実味を帯びてくることでしょう。

そして、われわれは予想よりも遥かに早く、その完成形を目撃することになります。

2回裏、よしさんが内野のエラーを誘って出塁すると、今年も絶好調の芦沢さんが完璧なタイミングでセンター前に弾き返し、今季チーム初安打とします。
小野さんが第1打席に続いて四球を選び、2死満塁の絶好機を迎えると、打席には米田さん！
スリーボールワンストライクのバッティングカウントから、真ん中やや高めに入ってきたストレートを振り抜くと、
重い衝撃音とともに会心の打球が広い三郷38面の右中間最深部へ。
走者が次々とホームを駆け抜けます。
おそらくこれまでは柵越えばかりでランニングホームランの経験があまりなかったのでしょう、米田さんも3塁を回ったあたりで若干ふらつきながら、それでも余裕のスタンディングホームイン。
新生MWBBC打線が一気呵成の攻撃で一挙4点を挙げます。

さらに4回裏、よしさんと吉森さんの気迫の死球と、芦沢さんの執念の内野ゴロエラーで作った満塁のチャンスに、
切り込み隊長の小野さんが見事に応え、三遊間を抜くレフト前へのタイムリー。
三塁ランナーコーチの番記者も、伊原コーチばりの右腕旋回で芦沢さんを突入させ、これが相手のエラーを誘って一気に3点を奪います。
この回は結局4点を追加し、MWBBCにとって二度目のビッグイニングとなりました。

さて、投げては今年もこの人が主役です。
今日の小野瀬さんほど、快刀乱麻という言葉が似合う男はいないのではないでしょうか。
豪快なストレートと視界から消えるカーブのみで相手打者を切って取る姿は、怪物・江川卓のオールスター8者連続三振を彷彿とさせました。
途中、あまりのピッチングに守備陣も気が抜けたのか、永井さんがやや緩慢な1塁送球をしてしまいますが、
ファーストの金子さんが筋断裂の可能性もかえりみず横っ飛びでボールを押さえ、事なきをえます。
（御年50歳の動きとは思えません。ただ、アウトも大切ですが、身体も大切にしてください！）
ピンチらしいピンチもなく、終わってみれば15アウトのうち12個を三振に取る圧巻の投球で、奪三振率は実に21.60。
桜は終わりを告げつつありますが、われらがエース・小野瀬さんはこれからが本番です！

初戦を飾り、投打に形が見えてきたMWBBC。
港区大会は、次回も三郷での戦いとなります。
注目は、前回、前夜の大ジョッキをセーブしつつも三郷の雨に涙を飲んだこーすけさんの打棒が炸裂するか？
そして、早くも軟式野球に順応しつつある17卒新人たちに、原田先輩はどう示しをつけるのか？
今年のMWBBCは、いっそうアツいチームになりそうです！

以上、番記者でした。