試合結果詳細

本日、RED SPARKSさんと港区春季大会準々決勝を行いました！

R 0 0 0 0 0 0
M 2 2 2 2 x 8

【登板】
小野瀬

【勝】
小野瀬 3勝0敗0S

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4月上旬の度重なる雨天順延が嘘のように晴れ渡った三郷グラウンド。MWBBCは、そのお天気に恥じぬ一点の曇りもないゲーム展開を見せました。

1回の表、まずは小野瀬さんが三者凡退に抑える完璧な立ち上がり。2番打者はスライダー、3番打者はストレートを振らせて連続三振とし、試合の流れを作ります。

1回の裏、四球と振り逃げで作った2・3塁のチャンスに、5番の小野瀬さんが応えます。外角球をミートした打球は、風にも乗って右中間へ。2者を返す先制の2点タイムリーとなります。また、4番ののりかつさんは惜しくもアウトコースの変化球に空振り三振となりましたが、相手バッテリーに「ちょ、この打者には内角も投げなきゃやばいんじゃねーの？」と思わせる気迫のスイングで、次打席以降の布石とします。転んでもただでは起きないのが4番打者、そして一家の大黒柱です！！

2回以降、小野瀬さんは安定したピッチングでアウトの山を築きます。今日は守備陣も乗っていました。米田さんが原田さんゆずりの猿山のサルのような奇声で相手をかく乱すると、キャッチャーの永井さんは新庄キャッチで捕手前の飛球を好捕。ピッチャーゴロを合計4つさばいた小野瀬さんいわく、今日は「ボールが白すぎたから」守るのが難しかったとのこと。「太陽がまぶしかったから」というのは『異邦人』の主人公のセリフですが、小野瀬さんの名言もこれから語録として語り継がれていくことでしょう。さらに3回には、グラウンドレベル解説として缶ビール6本を持ち込んでいたこーすけさんが、スピードガンを持ってバックネット横へ（ちなみにもう1人の解説員のたかしさんも試合前に既に缶ビール2本を仕上げておりました）。常日頃スピードガンの精度に疑問を抱いている小野瀬さんはこの動きに敏感に反応。137km/hというプロ顔負けのスピードボールを叩き込み、38面の関係者全員を唖然とさせます。

さて、今日は打線もかみ合っておりました。2回裏、芦沢さんがもはやお家芸となった変化球打ちでセンター前に運びチャンスメークすると、永井さんが出塁し1・3塁とします。ここで1塁ランナーの永井さんが変化球を読み切ってスタートすると、打席の宮本さんも外角に流れるカーブを見事に捉えてセンター前へ。ランエンドヒットがきれいに決まり、貴重な追加点を叩き出すと、3塁まで進んだ永井さんはワイルドピッチの間に本塁突入。MWBBCが機動破壊で2点を追加します。

さらに3回裏、第1打席で布石を打ったのりかつさんが内角攻めを誘って死球を勝ち取ると、小野瀬さんが強烈なスピンをかけたライト線へのヒットで繋ぎ、のりかつさんは迫力に満ちた10トントラックのような走塁で3塁まで到達します。小野瀬さんが進塁し2・3塁とした後、永井さんが代わった相手投手のストレートを完璧に捉えてセンター前へ。打点王時代の打球を彷彿とさせるきれいなタイムリーでした。よしさんも外角の変化球を技術で拾ってレフト前にクリーンヒット。後続は倒れますが、MWBBCは良い形で2点を追加します。

4回裏、小野さんが四球で出ると、素晴らしいスタートで2盗、3盗。米田さんは四球、のりかつさんは初球の内角攻めを大きな背中で受け止めての2打席連続のデッドボールで繋ぎます。ここで小野瀬さんのセカンド後方への通天閣打法が炸裂し、のりかつさんがまたもや10トントラック走塁で魅せ、MWBBCは1点を追加。なおも満塁で金子さんかと思いきや、セカンド・ショートの連携がもたつく間にサードベース上にいた米田さんが好判断。野球センスを見せつける走塁で一気にホームを陥れます。代打の神様・金子さんも初球からしっかりとファウルでタイミングを合わせ（高校野球の解説を聞いていて一番よく聞くセリフ「代打で初球を振るのは難しいんですよね～」）、5球目の変化球を掴まえてセンター前へのクリーンヒット。もう1本は出ませんでしたが、MWBBCは8-0と突き放し、最終回を迎えます。

最終回、小野瀬さんは無死2・3塁のピンチを迎えますが、得意のギアチェンジで本塁を許さず、完封勝利。2017年は17イニングを投げなんと自責点0、防御率0.00。このような記録、番記者はパワプロでしか見たことがありません。連続無失点記録がどこまで伸びるのか、今後が楽しみです。

試合後の末廣飯店では初のお座敷・テーブル連結スタイルで打ち上がったMWBBC。次回5/13（土）の準決勝も勝って、初の2階で餃子とレバニラ炒めをかき込みましょう！

以上、番記者でした。