試合結果詳細

本日、TELCさんと港区春季大会準決勝を行いました！

M 1 1 1 0 3 6
T 1 1 0 2 0 4

【登板】
小野瀬

【勝】
小野瀬 4勝0敗0S

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前夜、六本木のどこかで密かに繰り広げられたという「吉森会」。野球部からの出席者はドンの吉森さんに加え、原田さん、長谷川さんというメンツ。ガソリン満タンで今日も大活躍！と思いきや、夜を楽しみすぎた原田さんが集合時間に間に合わないという事態が発生。しょっぱなからやらかした感が漂います。

初回の攻撃は見事でした。相手チームの先発はストレート、大小のスライダー、ブレーキの効いたスローカーブを投げ分けてくる好投手。小野さんはストライクカウントを引き換えにしながら相手の持ち球を引き出しつつ、最後はスライダーを捉えてサード強襲。ツーベースヒットでチャンスを作ると、3番の米田さんが初球の外角やや高めのスライダーを捉えて左中間へ。MWBBCはツーベース2本で1点を先制します。

2回表、よしさんがレフトへの見事なクリーンヒットで出塁すると果敢に盗塁を仕掛けます。相手キャッチャーの送球が少しだけ大きいのを見て内側に滑り、2塁を奪います。長谷川さんが内野ゴロを叩きつけると、これが相手のタイムリーエラーを誘い、1回裏に同点にされていたMWBBCは、再度リードを奪います。

2回裏、問題の原田さんがタクシーに乗って登場します。相手ベンチの裏に降り立つなり、得意の声を張り上げます。謝罪の雄たけびをあげながら一塁側ベンチの裏から三塁側へ走りこんでくる姿に、相手チームは驚愕の表情を浮かべていました。これに触発された同期の小野瀬さんは3回からノーワインドアップにフォームを微調整。力のある球を投げ込み、曲者の多いTELCさんを相手に、最初の3回を2失点に抑えます。

3回表、永井さんが内野ゴロエラーで出塁し、得点圏に進むと、打席には小野瀬さん。ストレートを空振りして追い込まれますが、その表情には笑みが浮かんでおりました。ツーストライクから低めのストレートを叩きつけると、打球は投手の足元を抜けセンター前へ。「微笑みの小野瀬」が自ら勝ち越し点を叩き出します。

さらに4回表、宮本さんが四球で出ると、「MOMの駿足」を披露。いつぞやののりかつさんを彷彿とさせる大型車両走行で2塁を奪います。さらに長谷川さんも得意の叩きつける打球で1・3塁のチャンスを作ります。ここで点が取れると楽でしたが、相手の堅い守備に阻まれ、追加点が奪えませんでした。

4回裏、勝ちムードが漂い、気が緩んでしまったのか、MWBBCは守備のミスから逆転を許してしまいます。序盤からリードを奪い、有利に試合を進めていたにも関わらず、終盤でうっちゃられた昨秋のNTTデータフェニックス戦が脳裏をかすめますが、ここで終わらないのが今年のMWBBC！ドラマは最終回に待っていたのです。

5回表、いさむさんやたかしさん、吉森さん、初参加の森田さんの応援も飛ぶ中、MWBBCは1死3塁のチャンスを作ると、バッテリーエラーで起死回生の1点をあげ、試合を振り出しに戻します。「微笑み」小野瀬さんはスライダーを快打して出塁するものの牽制球に刺されますが、「猿山のボス」原田さん、さらには「代打の神様」金子さんの連続四球とワイルドピッチで1死2・3塁のチャンスを作ると、打席には代打・番記者！相手バッテリーも、試合前に投球練習をしていた背番号18の変則サイドスローがどのような打撃をするかに気を取られていたのでしょう。3塁ランナーの原田さんが軽妙なフットワークでキャッチャーの悪送球を誘うと、2塁ランナーの金子さんまでが一気にホームイン！MWBBCは2点を勝ち越します。なお、役目を果たした番記者は三振に終わります。

最終回、セカンド安藤さんがファインプレーを見せると、二死からは吉森会のドンが「エンドレス！」の声を掛け、「最後まで気を抜かない」野球を徹底します（原田選手によると、「エンドレス」というのはツーアウトになっても「まだまだ終わらないよ」という意味で気を引き締める声掛けだそうです。）。ギアを上げた小野瀬さんが最後の打者を三振に切って取り、絶体絶命から息を吹き返したMWBBCが、決勝へ駒を進めました。

今日は他にも芦沢さんのスローカーブを前で拾った技ありのヒットが出るなど、打線は引き続き好調を維持しています。港区春季大会は明日が最後！日程は厳しいですが、初優勝、そして夢の都大会目指して、明日も勝ちましょう！

以上、番記者でした。