試合結果詳細

昨日、BoooooNさんと東京都大会初戦を行いました！

M 0 0 0 0 0 2 0 0 0 0 2
B 1 0 0 0 0 0 0 0 1 1x 3

【登板】
小野瀬

【負】
小野瀬 5勝2敗0S

【本塁打】
米田 3号（6回、ツーラン）

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ついに開幕しました東京都大会！
7:00にグラウンド最寄り駅集合という過酷なスケジュールに、小野瀬さん、米田さん、長谷川さんはあえなく遅刻。ドンと原田さんが定刻どおりに駅に到着し、吉森会の威厳が地に落ちるのをギリギリのところで食い止めます。

初回、小野瀬さんはストレートを主体に追い込みスライダーで決める配球でやすやすと二者を退けますが、ツーアウトから連打を浴び1点を失います。
しかし2回以降のピッチングは、これまで番記者が目にした中で最高の投球の一つだったと言っても過言ではないでしょう。
（レポートでは毎回ボジョレー・ヌーボーのキャッチコピーのごとく小野瀬さんを称えておりますが、決して嘘を言っているつもりはございません。）
相手打線が一巡する間に目に焼き付けておいたスライダーを撒き餌に、大きく縦に割れるカーブで見逃し三振を奪ったかと思えば、
首を振っての真っ向からのストレート勝負で空振り三振を奪うなど、2回から8回まで無失点、試合を通して14奪三振の快投を演じます。
今日のMWBBCは守備も堅く仕上がっていました。
セカンド・米田さん、ショート・長谷川さん、センター・原田さんから形成される吉森会トライアングルからはひっきりなしに奇声が上がり相手打者を威圧しておりましたし、
（バミューダトライアングルのごとく打球を見失うことはなかったのがよかったですね）
サードの小野さんは再三の難しいサードゴロをさばき、チームの危機を何度となく救いました。

なんとか守備のリズムを攻撃に結び付けたいMWBBC打線。相手投手の変幻自在の投球に苦しめられますが、6回に試合が動きます。
一死から野村克也のささやきならぬ原田直道の雄たけびが球場に響き渡り四球をもぎとると、打席には米田さん！
ワンエンドワンからのやや内角寄りのストレートでしょうか、ゴツッという鈍い音を残して飛んでいった打球はみるみる伸びてライトフェンスをオーバー、
梅雨空を切り裂く逆転のツーランホームランとなります。
初回に取られた1点が重くのしかかっていたMWBBCでしたが、この一発で息を吹き返します。

緊迫した投手戦が続き、そのまま試合は9回へ。
ワンアウトを取った後、四球とライト前ヒット、それに進塁打でMWBBCは二死2・3塁とされます。
小野瀬さんは2球で打者を追い込みますが、決めにいったストレートが高めに抜け、痛恨の同点パスボールとなってしまいます。
なおも続くピンチはしのいだものの、試合は港区決勝戦と同じく、無死満塁からのプレーオフにて決着をつけることとなりました。

10回の表、MWBBCは満塁から永井さんが痛烈なセンターライナーを放ちますが、
相手センターの素晴らしいバックホームにタッチアップを狙ったサードランナーが本塁憤死となります。
なおも二死1・2塁から、港区決勝のラッキーボーイとなった長谷川さんが打席に入りますが、タイムリーは出ず。
10回の裏、無死満塁から小野瀬さんは気迫の投球で最初の打者を三振に打ち取ります。
なおも一死満塁から、相手ベンチが仕掛けてきた作戦はヒットエンドランでした。
外角に逃げる変化球を振らせて、普通なら突っ込んできたサードランナーはタッチアウト…となるところでしたが、
ホームベース上でイレギュラーしたボールはキャッチャー側に転がらずに一塁側を転々とし、MWBBCの面々はランナーが嬉々としてホームインするのを成す術なく眺めていることしかできませんでした。

ベンチから、そしてライトの定位置から見ていて、昨日の試合は本当に楽しかったです。高校野球の夏季大会ってこんな感じだったよなぁ、と、番記者は声を枯らしながら思っておりました。
野球は最後の1球まで何が起こるのかわからない。それを痛感した試合だったように思います。
9イニングを戦える体力と精神力を鍛えに、この夏はキャンプでの研鑽に励むとしましょう。

以上、番記者でした。