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公式戦

2017/12/10(日) 10:00〜

港区秋季大会決勝

勝ち

6-7

三郷グランド38面

チームロゴMWBBC
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
チームロゴ TELC 0 0 0 0 0 1 1 4 6
チームロゴ MWBBC 0 0 1 0 0 4 2 7

S

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HR

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TELCさんと港区秋季大会決勝戦を行いました!

T 0 0 0 0 0 1 1 4 6
M 0 0 1 0 0 4 2 x 7

【登板】
小野瀬

【勝】
小野瀬 10勝4敗

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前日、恒例の年末練習を神宮人工芝グラウンドで終えたMWBBC。
初の試みである 壮年部 VS 青年部 の紅白戦は青年部の圧勝に終わりましたが、
大阪から来たエース・MB荒川さんの力のあるストレートや、来期の新戦力・小川さんの安定感あふれるピッチングなど、
相変わらずピッチャーの枚数に苦しむMWBBCにとっては好材料が見出せた試合となりました。

【紅白戦スコア】
壮 1 0 0 0 0 0 0 2 1 4
青 4 1 0 7 3 1 2 1 x 19

中でもMBたかしさんが西日差す夕暮れのグラウンドで見せた「インフィールド胸トラップ」と、
荒川さん、MB兼子あきひこさん、ME金子けいいちさんの3選手によってグラウンド上に出現した「3人合わせて150歳OVERトライアングル」は、
笑いも涙もてんこ盛りだった2017年のMWBBCの集大成として、後世に語り継がれるシーンとなることでしょう。

さて、年末練習後の打ち上げを青山一丁目の笑笑で締めたMWBBCでしたが、翌日は大事な試合が控えておりました。

これまで幾度となく踏みしめた三郷の土には霜が下り、凍てつく大気のもとで行われた、港区秋季大会の決勝戦!
相手は今年2度対戦し1勝1敗のTELCさん。
最終戦にふさわしい、ハラハラドキドキの展開となりました。

MWBBCの先発はWS小野瀬さん。今期10勝目のかかったマウンドとなりました。
毎回ガソリンの積み込みすぎが懸念される我らがエース。前夜の飲み会でも素晴らしい飲みっぷりを披露しておりましたが、
翌日のピッチング内容を危惧した先輩たちの非情な差配により、途中からグラスの中身はオレンジジュースに差し替えられ、
果ては六本木の暗闇に消えぬうちにと金子さん宅に保護される事態と相成りました。
その甲斐あってか、好打者の並ぶTELCさんを相手に、5回終了時までノーヒット、8奪三振の快投を演じます。

キャッチャーを中心とした堅守のTELCさんから、なんとか先取点を奪いたいMWBBC。
試合が動いたのは3回でした。
恐怖の9番打者・MHC永井さんと元ME小野さんの連続四球で1・2塁のチャンスを作ると、打席に迎えるは前日新人王を受賞したMB長谷川さん!
第1打席もライト前に快打していたストレートを見逃しませんでした。初球を振り抜くと、春季の決勝で放った起死回生の同点ツーベースを髣髴とさせる鋭い打球がセンター前へ転がります。
サードランナーコーチの元MB・安藤さんの的確な判断もあり、MWBBCが1点を先制します。

さらに4回、MEよしさんの狙い通りのライト線へのクリーンヒットが炸裂しますが、後続の番記者はサードゴロでランナー入れ替えとなった後、
ファーストランナーコーチMB吉森さんの「(霜が溶けて)滑るで!絶対滑るから!」というアドバイスを受け、前振りどおり、右足を泥にとられて牽制球タッチアウト。
一夜限りの首位打者はグラウンドの霜のごとく儚く消えました。

5回、MWBBCは永井さんがヒットで出塁します。1番の小野さんは三振に倒れたものの、粘りに粘って相手投手のスタミナを削ります。
これが功を奏したか、続く安藤さん、長谷川さんは連続四死球となり、満塁で迎えるは金子さん!
スイングのタイミングはばっちりでしたが、セカンド後方へのフライに終わります。
安藤さんの好判断による素晴らしい帰塁もあったものの、MWBBCは4回、5回と追加点を奪えないまま試合が進みます。

6回表、TELCさんの初安打を皮切りに同点に追いつかれたMWBBC。
嫌な雰囲気の漂いはじめたベンチでしたが、今日のラッキーボーイ「新人王」が、そんなムードを吹き飛ばす3度目の活躍を見せます。
エラーと四死球でランナーを溜め、バッテリーエラーでまずは1点を勝ち越すと、なおも満塁のチャンスから打席には長谷川さん!
第1、第2打席と低めのストレートを捉えていましたが、ここでは変化球への対応力を問うバッテリーに100点満点の回答を返します。
高めに浮いたスライダーをレフトに流し打ち、2者を還すタイムリーヒット。
ライト、センター、レフトと繊細に打ち分け、かつては張本勲に冠された「スプレー打法」の名を欲しいままにする長谷川さんは、実にこの日3打数3安打3打点1四球!3番打者として見事な働きを見せます。
さらには4番の金子さん。前の打席ではチャンスで凡退しており、胸中はリベンジに燃えていたことでしょう。ストレートを振り切った打球は内野フライかと思いきや、伸びて伸びてセンター前にぽとり。
貴重なタイムリーヒットで続き、この回MWBBCは4点を勝ち越します。

7回表、追いすがるTELCさんは2点を返しますが、ライト金子さんがぬかるみをものともしないダイビングキャッチでMWBBCのピンチを救います。
「倒れる時は前のめり」という坂本竜馬の言葉が思い浮かぶ前方へのダイブでしたが、ぜひともいつまでも倒れずにプレーしていただきたいものです。
その裏、MWBBCは怒涛の攻めで突き放します。
先頭打者はMOM田中のりかつさん。数字にこそ表れてはいませんでしたが、高校球児として鳴らした強烈なスイングは2017年もずっと健在でした。
真ん中に入ってきた変化球を振り抜くと、打球は低い弾道のままライト頭上を越え、霜が溶けて池のようになった水たまりに着弾します。
このエンタイトルツーベースでチャンスを作ると、よしさんがセカンドに絶妙な進塁打を転がし、1死3塁とします。ここを勝負どころと見た戦略的頭脳が光る、技ありの打席でした。
代打・元MB田染さんは倒れますが、永井さんの高く上がった飛球がセンター横に落ち、タイムリーヒットとなります。
とどめとばかりに最後の一撃を放ったのは小野さんでした。左中間を大きく破るタイムリーツーベースで、MWBBCはこの回2点を加え、7-2と5点差をつけて最終回を迎えます。

楽勝ムードで始まった最終回でしたが、TELCさんの粘りは見事なものでした。
上位打線でランナーを溜めると、相手の4番打者が外角低めの難しいスライダーを右中間に弾き返し、スリーランホームランで一気に差を縮めます。
さらに死球やポテンヒットでMWBBCは1点差まで詰め寄られますが、最後はライトフライを金子さんががっちりと捕球し、ゲームセット。
最後まで投げきった小野瀬さんは10三振を奪う力投で、10勝目。港区3部のMVPとして表彰を受けました。

2017年の総合成績は、20試合を戦い13勝6敗1分。
打率こそ昨年より下がったものの、本塁打王を獲得したMB米田さんが牽引し、チームのホームランの数が9本と大幅に増加。
防御率もエース小野瀬さん、リリーフ長谷川さんという体勢が整いつつあり、昨年の4.05から2.04と大きく改善されました。
そしてなにより、港区3部の春季・秋季優勝という輝かしい結果を残した2017年のMWBBC。
来年は、競合他社ひしめく激戦区2部への昇格が確実視されておりますが、
壮年部と青年部のパワーががっちりと噛み合い、厳しい冬を越えてまた一段と強くなったMWBBCの姿が、春の都大会では目撃されることでしょう。

以上、番記者でした。

# 選手名
2 おの たか…
3 安藤 敏剛
11 長谷川 将也
7 金子 慶一
1 小野瀬 辰也
27 田中 教勝
8 松浦 良高
6 吉森 聡一郎
16 田染 康行
18 阪口 創
30 永井 晋介
# 選手名
# 選手名 出場 打順 守備 打席 打数 安打 打点 得点 盗塁 二塁打 三塁打 得点圏打数 得点圏安打 三振 四球 死球 犠打 犠飛 併殺打 敵失 失策 盗塁阻止
2 おの たか… 先発 1 5 2 1 0 1 1 0 1 0 0 0 1 3 0 0 0 0 0 1 0
3 安藤 敏剛 先発 2 5 4 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0
11 長谷川 将也 先発 3 4 3 3 0 3 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0
7 金子 慶一 先発 4 4 4 1 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0
1 小野瀬 辰也 先発 5 4 4 0 0 0 1 0 0 0 0 0 2 0 0 0 0 0 0 0 0
27 田中 教勝 先発 6 4 3 1 0 0 1 0 1 0 0 0 1 1 0 0 0 0 0 1 0
8 松浦 良高 先発 7 4 4 1 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
6 吉森 聡一郎 守備 8 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
16 田染 康行 代打 8 - 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0
18 阪口 創 先発 8 3 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0
30 永井 晋介 先発 9 4 3 2 0 1 3 0 1 0 0 0 0 1 0 0 0 0 1 0 0
# 選手名 出場 打順 守備 打席 打数 安打 打点 得点 盗塁 二塁打 三塁打 得点圏打数 得点圏安打 三振 四球 死球 犠打 犠飛 併殺打 敵失 失策 盗塁阻止

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# 選手名
1 小野瀬 辰也
# 選手名
# 選手名 勝敗 投球回 投球数 失点 自責点 完投 完封 被安打 被本塁打 奪三振 与四球 与死球 ボーク 暴投 登板順
1 小野瀬 辰也 80/3 0 6 2 - 6 0 10 2 0 0 1 1
# 選手名 勝敗 投球回 投球数 失点 自責点 完投 完封 被安打 被本塁打 奪三振 与四球 与死球 ボーク 暴投 登板順

※左右に横スクロールするとさらに細かい情報を見ることができます

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